福岡市民劇場~「毒薬と老嬢」
上の階のSさんから勧められて入った「福岡市民劇場」。
みんなで会費を持ち寄り、劇団を招き、定期的に演劇公演をつくりあげ
みんなで運営するのが市民劇場です。
1961年春に創立され、今日まで55年の歴史を重ねてきた
福岡における唯一の演劇鑑賞団体です。
この間 内外の古典劇場から現代創作劇まで
じつに400本の芝居を例会に迎えてきました。
この市民劇場というのは月々2000円の会費を収める会員制で
演劇を愛好する人だれもが自由に参加できます。
Sさんがまとめ役になってくれて
Uさんと一緒に三人のサークルを作りました。
今まであまり観ることのなかった演劇ですが
10月に青年座による「横濱短篇ホテル」を観ました。
(ネットより)
(ネットより)
物語がテンポよく進み
なかなか面白かったです。
そして一昨日 10日。
12月の公演「毒薬と老嬢」を観てきました。
■公演内容:
1941年ブロードウェイ初演
スリラーコメディの最高傑作!
時は第二次世界大戦の火蓋が切って落とされた頃。
ニューヨークの閑静な住宅街にアビィとマーサ、二人の老姉妹が
一寸頭のおかしい甥のテディと同居していた。
二人は町では評判の慈善家で、屋敷を訪ねてくる身寄りのない寂しいお年寄りに
手作りの美味しい“ボケ酒”をもてなしていた。
テディの弟で近々結婚することになっている新聞記者のモーティマーも
この叔母達を愛している。
しかし、応接間のチェスとの中で彼は
見てはならない叔母達の秘密を見つけてしまう…。
そこに、殺人罪で逃走中のもう一人の甥ジョナサンが
相棒と久しぶりに帰って来た。
しかも彼は、殺した男の死体と共に帰ってきたのだ。
ハラハラ、ドキドキ、スリルたっぷりのストーリー。
果たしてこのおばあちゃま二人の秘密とは…?
舞台の真正面で観ましたが
これぞ舞台劇!と素人ながらも分かりやすい
大変楽しい時間でした。
この劇場はかなり古い市民ホールですが
我々3人組にとっては地下鉄駅からすぐ近くなので
とても気楽に観に行くことができます。
会員の中でも代表者は手弁当の市民運営で
Sさんが以前住んでいた奈良ではそのお役目を担っていて
とても大変だった、とのことでした。
最後に座長さんから挨拶がありましたが
役員手作りのカレーが役者さんたちに差し入れされたとのこと。
「大量だったので作って二日目のおいしいカレーもいただけました。」
と笑いを誘っていました。
そしてその翌年2020年には(もう決まっているのです!)
今まで縁のなかった演劇。
新しい出会いにワクワクしています!