メイク・ア・ウイッシュ
こんにちは。
昨日の台風は
私の寝ているうちに過ぎて行ってくれました。
やれやれ・・。
台風が九州を狙って進んできていたちょうどその時間
私となあたんとなあたんママは
響(ひびき)ホールを目指して車を走らせていました。
前日次男から
「もし暇だったら、ある青年のピアノのコンサートがあるから聴きにに来ない?」
と誘われていたのです。
「明日は台風が来るからね~」と言いながら
場所が近いこともあり、行く約束をしていました。
風雨の影響もあるだろうから会場には早めに行こうと
午後2時40分開場のところ20分前には到着。
ところが駐車場も会場も
人っ子一人、影も形もありません。
早く来すぎたのかしら、と思いながらも
なあたんママが次男に携帯で尋ねたところ
「会場はひびしんホールだそうですよ~~」
次男も私も電話で話した時には
この違いに全く無頓着でした。
ひびきホールとひびしんホール
間違いやすい名前ですよね~!!
慌てて駐車場から車を出してそこから10分ほどの
ひびしんホールへ着いた時は5分の遅刻
こういうこともあるから
いつも早めに出ることにしています。
さて、会場に入ると演奏が始まる直前でした。
演奏者はT・R君、18歳。
去年の7月に骨肉腫を発症し
一年間の闘病生活だったそうですが
見事ピアノが演奏できるまでに快復されたそうです。
そこで彼は「メイク・ア・ウイッシュ・イン・ジャパン」に手紙を出し
大勢の皆さんの前で入院中キーボードで練習した曲を披露したいとの
願いが叶えられて今回この素晴らしい会場での演奏となったそうです。
会場に到着したのが遅れたので
パンフレットその他はなくなってしまって入手できず
詳しい曲目は分かりませんが
かなり難しい曲を力強く弾いていました。
「メイク・ア・ウイッシュ・イン・ジャパン」は
難病に苦しんでいる子どもたちの夢を叶えるお手伝いをする団体。
私もテレビなどで見たことはありましたが
実際に日本でも確実に活動していることを初めて知りました。
ささやかながら次男も椅子を運ぶお手伝いなどをしていました。
これをみたなあたんが「パパがいるね~~」と
声のよく響く会場でママに話していました(笑)
最後に読み上げられたT・R君のお母さまのお手紙に
会場はしんみりムードでしたが
それに聞き入るT・R君は笑顔。
そこには、限り有る命の中で
これから病魔と戦おうとしている青年の
運命を受け入れた力強い、そして優しい姿がありました。