ややこしすぎるエコポイント
昨日の空 寒空に突き刺さるように月が出ていた
今年の夏、義母がエアコンを二台買い換えた。
購入した時はまだエコポイント制度の補正予算が
国会で成立していなかったので申請書もなく
一言
「これらのものは大事に保管していてください、再発行できませんので」
と書類を渡されていた。
忘れかけた頃に申請期限が数ヶ月後に迫っているのに気付き
先日、私が代わってその手続きを始めた。
まず、申請書なるものが必要だが購入した電気店まで
足を運ばなければならない。
インターネットでも申請できると言うのでやってみた。
申請書に必要事項を書き込むのだが
手元にある領収書や保証書、家電リサイクル券に書かれた
製品形式や製造番号をその中から探し出すだけで一苦労。
そして本当にその番号でいいのやら自信がないので
一回一回確認作業をしなければならない。
またどの書類も字が細かい上に
びっしりと何やら書き込まれているし
記入欄も分かりにくい。
初めは注意事項やその他諸々の書き方などを
私には元々備わっていない根気を搾り出して読んでいたが
「もう手に負えない!」と途中から投げ出してしまった。
悔しいがとうとう根負けし義母と電気店へ行くことに・・・。
事情を説明すると店員さんが申請書類に添付する領収書や
保証書のコピーまでとってくれて
ほぼ完成に近いところまで書き込んでくれた。
インターネットで途中まで作成した時点で出た
ポイントより6000点(6000円分)多くなっていた。
自分で言うのもなんだが確定申告以外は
今までもネットで出来るものは
すべてこれを活用していた。
しかし、今回はもうその気力が萎えてしまった。
歳かな? それもあるだろう。
しかし申請手続きがややこしすぎる。
注意事項や説明が多すぎる。
これ、本当に皆さん完璧に記入しているのだろうか。
お年寄りだけの世帯は人の手を借りなければ
「もういいや~」で結局申請しないままに
なってしまっているのではないだろうか。
なんでも自分でしなければ気のすまない義母が
「もう、私にはちんぷんかんぷん」と言っていた。
これ、わざとややこしくしていませんか? 穿ち過ぎ?