私にとっての・・巨星墜つ・・・さようならDavy Jones
おはようございます。
冷たい雨が降っています。
部屋の中にいるのに植物はどうやって季節を知るのでしょうか。
ブラッサイヤが新芽を伸ばし始めました。
今日のチューリップ
一日でまたこんなに大きくなっています。
ザ・モンキーズのデイビー・ジョーンズが
一昨日(2月29日)心臓発作で亡くなったそうです。
今と違って日本経済が右肩上がりで成長していた昭和40年代。
毎週金曜日の夜7時から
「ザ・モンキーズ・ショー」が放映されていました。
前にも記事にしたことがありますが当時私は中学生。
いつか日本を脱出してやる!と
野望に燃える多感な少女でした
ドドン~とドラムが鳴り~
♪Here we come~walking down the street~♪
モンキーズのテーマが鳴り始めると
テレビの前に陣取って楽しみに観ていました。
明るいカリフォルニアの陽光の下で繰り広げられる
少々おちゃらけた内容のドラマでしたが
エネルギーに溢れていて
当時の私の憂鬱な生活を
一瞬でも忘れさせてくれる番組でした。
四人のメンバー中でも特に人気のあった
デイビーが私の御贔屓。
友人はちょっと変り種でミッキーのファンでした。
土曜日(昔は土曜日は半日学校がありましたよね~)
学校に行って友人とドラマの話をするのが唯一の楽しみ。
クラスの男子を見渡してはハンサムな
今で言うところのイケメン・デイビーとの
余りの落差に現実に引き戻され
一刻も早くここを脱出してやると思ったものでした(笑)
二十数年前、福岡にまだあった「ブルーノート」に来たようですが
直ぐ近くまで来ているんだ~と思ったものの
会いに行きたいとは思えませんでした。
一世を風靡したあのデイビーの落ちぶれた姿を
見たくなかったのかもしれませんね。
そんな想い出を残してくれたデイビーが66歳で死去。
やはり時は確実に流れていたんですね。
こうして一人づつ想い出の人がこの世からいなくなって
そしていつか私も・・・なんて考えてしまいます。
私に与えられた時間はあと何年なんでしょう。
命の炎を燃やしている私のローソクは
あとどれくらい残っているのでしょう。
そんなことに思いを馳せてしまいました。
素敵な時を刻んで生きていきたいものです。
さようなら
Davy Jones