孫育ては頭の体操~♪
おはようございます。
土日、雪が降ったり止んだりのお天気で
安定していませんでしたね。
今日は時々晴れ間がのぞいています。
昨日、けいたんとふうたんがパパに連れられてやって来ました。
明日で三歳になるけいたんは
何だかこの数ヶ月で一気にお兄ちゃんになりました。
一緒にお買い物に行っても
私の側から離れることなく付いてくるし
ちゃんと手をつないで真っ直ぐに歩きます。
あいうえおも全部スラスラと読めるようになったので
街の看板を見てはひらがなのところだけを
読んでは驚かせてくれます。
表情も豊かになって見事な七変化。
私の足の裏のマメを発見したとき
「あーちゃま、これどうしたの?」と聞くので
ついいい加減に「そこは大ケガしたの~」と言うと
「うわ~痛かったでしょ?」と悲しそうな表情で撫でくれました。
いかん、いかん、本当の事を言わなきゃ、と反省。
「ボク、もうおとなからぁ~・・・」が最近の口癖。
「もう大人だから」の意。
精神的にかあるいは肉体的にかわかりませんが
彼の中ではすでに我々と同等なのだとの
意識が芽生えてきているようです。
しかしその言葉と裏腹に
時々大人とは言い難い行動に出てしまいます。
妹のふうたんとの物の取り合いになると実力行使。
つい力任せに取り上げてしまいます。
まだ力の弱いふうたんはよろけて転んでしまう。
周りの本物の大人たちは
ついけいたんを叱ってしまいます。
昨日そんな事でパパに怒られたけいたんは
首を曲げ、下を向いて、口を尖らせていましたが
悲しくなってしゃがみこんでしまいました。
これは兄妹が寒さに震えて
団子になっているわけではありません。
妹のふうたんがさっきまで対峙していたけいたんを
抱きしめて慰めているところです。
一瞬にして元気になりました。
けいたんは最近お話を聴くのも大好き。
私のチョーいい加減な創作物語を
目を輝かせて聴いてくれます。
三人の子供たちが幼かった頃も
よく話して聞かせていました。
その頃の湧きいずるような創造力が
枯渇してしまったのを実感しながらも
なんとか辻褄の合うような物語をと
試行錯誤しながら話しています。
時々主人公の名前が何だったのか忘れてしまい
けいたんに訊いてしまうことも・・。
もっともっとお話して~!とねだってきますが
昨日はとうとう話題が尽きてしまって
言ってはならない言葉を吐いてしまいました。
「どんなお話をしてほしい?」
彼はじっと考えていましたが
視線の先にあった私の結婚指輪をさして
「このお話して」
頭をフル回転させて創り出したお話・・。
この指輪は元々はまっすぐでした
でも、尺取り虫のように歩いていたら
どんどん背中が曲がってきて
あーちゃまの指にたどり着いた時は
こんなにま~るくなってしまいましたとさ♪
あまり面白くなさそうにしていましたので
これは失敗作です。
次は「手のお話して~」
「・・・・」
三歳児と付き合っていると
人間がどういう過程を経て肉体的に成長していくのか
どのあたりで一単語から二単語になっていくのか
そこから我々と会話が出来るまでの驚異的な速さに感嘆したり
観察していると本当に面白いし楽しいですね。
今週末今度はけいたん一人で泊まりにやってきます。
彼の好きな「鬼の出てくるお話」を
何本か考えておく必要がありそうです。