白髪の”ザ・タイガース”~♪
こんばんは。
昨日、何気なくチェンネルをBS3に合わせたら
ザ・タイガーズの東京ドームでのコンサートがあっていました。
私は昔から日本のグループサウンズには全く興味がなく
ジュリーやサリーなんて外国人ぽい呼び名をつけても
所詮日本人でしょ?と冷めた目で見ていました。
9時からの放送開始で途中から見たのですが
会場を沸かしていました。
四十数年ぶりの再結成だったそうですが
彼らの変貌ぶりに驚きながらも
その年月を我が身に重ねながら
思いはあちこちと・・・。
一口に40年と言っても、当時生まれた赤ちゃんが
中年のおじさんおばさんになっているのですから
人が老いるには十分な年月ですよね。
沢田研二の容貌の変化には驚かされました。
芸能活動をやめていたわけではないだろうに
見かけだけでももう少し素敵な歳の取り方ができなかったのかしらん。
でも、歌声は深みを増していて
とても上手に聴こえました。
岸部一徳は俳優としての印象が強く
逆にベースマンとして今まで知らなかった分
彼のベースの腕を再認識しました。
瞳みのるのドラムスは悲壮感漂っているように見えますね(笑)
でも体型は若々しく彼が一番変化していなかったようです。
いきなりテレビの画面に現れても誰か分かりません。
ワイドショーを賑わした岸部シローも登場しましたが
病気の後遺症で車椅子に乗っていた姿はとても痛々しかった。
「イエスタディ」を歌いましたが
今は誰から介護してもらっているのかしらなどと
余計なことを考えながら観てしまいました。
ポール・マッカートニーのライブは男性が多かったですが
こちらはやはり女性が中心でした。
中には若い人もいましたが
白髪のタイガーズは彼らにはどう映っていたんでしょう。
どうみても「老境」に差し掛かった男性5人。
でも、歌声や演奏には衰えを感じない迫力がありました。
この年にして初めて彼らの演奏を真剣に見たことになりますが
視点がまるで若い頃と違って
ギターの演奏の仕方や声の出し方に注目。
私も変わったもんだ。
四十数年・・・人を変えるには十分な年月ですね。