雲仙・島原の旅~♪
おはようございます。
三月もいよいよ最終週になりました。
今日は最高気温20度まで上がるそうですね。
20日木曜日に車で行ってきました。
この歳になって初めての長崎県雲仙・島原へ。
雲仙といえばその昔新婚旅行のメッカだったところ。
私たちが結婚した頃は別府や宮崎もそろそろ下火になっていたので
かれこれ40年くらい前までは新婚さんで賑わっていたのでしょう。
宿泊したところは78年の歴史を誇る雲仙観光ホテル。
雲仙国立公園が日本初の国立公園となり
その翌年に建築されたものだそうで
明治から大正にかけて、日本全国あるいは
近隣諸国の外国人が避暑に訪れたようです。
ヨーロッパを彷彿とさせる外観や内装は
去年行ったドイツを思い出させてくれました。
ホテルを出て右手に登っていくと
むせかえるような硫黄の匂いが漂ってきます。
ここには一世を風靡した「君の名は」の撮影が行われたところでもあって
当時あまりの寒さに岸恵子が思わずショールを頭から巻いたところから
「真知子巻き」が生まれそれが流行したそうです。
あれは偶然生まれたものだったのですね。
この岩が「真知子岩」
岸恵子が寄りかかっている写真がありましたが
こうして名前までついて観光名所に~
この映画は雲仙に大きく寄与したことになります。
この日はあいにくの小雨模様で風も強くて
周りを一周しただけでホテルに戻ってきました。
夜は宴会。
夫の仕事の関係でそれぞれ夫婦連れだったので
テーブルは男女に分かれて大いに盛り上がりました。
そして翌日、外を見ると雪。
まさかここで積雪を見ることになろうとは。
朝食は長崎名物「卓袱料理」を模した和食でした。
8時半には全員集合して「がまだすドーム」へ。
1791年から始まった普賢岳の噴火・・
山全体が崩壊し大量の土砂が有明海に流れ込んで
その衝撃で10メートル以上の高さの津波が発生し
島原の対岸の肥後天草にも襲いかかった大災害だったようです。
これは「島原大変肥後迷惑」という
ちょっとユニークな名称で言い伝えられています。
迫力あるその頂の様子は
またいつ噴火が起こってもおかしくないほどでした。
そこで見かけたこの銅像。
「喝」と指さされて気合を入れられました。
一昨日泊まりがけで遊びにやって来た孫たちに
この写真を見せたらかなりビビリあがっていました。
そして最後に向かったところが武家屋敷跡。
下級武士の屋敷跡で三軒だけが保存されていました。
水が豊富で昔は碁盤の目のように水路が流れていたそうです。
こちらはまた別のお屋敷でしたが
家の敷地には清水が湧き出ていて
それは見事な池を作り上げていました。
この後、島原名物の具雑煮(具材が標準の四倍ほどありました)
をいただいて解散となりました。
また次回に続きます・・。