博多のホテル事情
ここ2~3年で福岡市内のホテルが
なかなか取れなくなってきています。
バンド練習をするためにメンバー6人のうち
3人が埼玉、大阪、兵庫から
一泊で来福しているのですが
二か月ほど前から日程を決めて飛行機・ホテルの予約をしても
取り辛くなっているそうです。
この前は「大分県の方しか空いていなかった」なんて
笑い話かと思われるようなことが起きていました。
そりゃ、一泊何万円もするところを探せば
一部屋くらいは空いているのかもしれませんが
交通費と宿泊費をメンバーで等分して支えているので
そんな豪華なホテルは心情的にも選べないのでしょう。
ここだけの話・・・
スタジオの賃料や彼らの経費、諸々を含めると
二日間の出費は各々〇万円以上。
我が家は夫婦で参加しているので
かなりの負担だということは間違いありません。
そういうことで遠征組は気遣ってくれて
早めに手を打つのですが
それが追い付かないほどホテル事情は悪化しているようです。
そんなこんなで2~3か月に一度のバンド練習も
なかなか大変なことになっています。
ところが、初日にスタジオに行ってびっくり!
スタジオの目の前のビルが取り壊され
ここにホテルが建つ予定だそうです。
このビル・・・以前ここにも書きましたが
ここを出たところで目の前のビルの
二階の踊り場から幼児が落下する事故をちょうど目撃して
体の震えが止まらず、その後あった小規模のライブでは演奏どころでなく
涙をこらえるのに必死だった、という嫌の思い出があります。
なのでここが開けて新しいホテルができるなんて、最高です!
それにメンバーの定宿にでもできれば鬼に金棒。
ところが・・・完成に2~3年はかかりそうだと聞いてガッカリです。
メンバーが高齢化して、ギター抱えて移動するだけで体力を消耗し
初日の前半部分はほとんど練習らしい練習もできず
やれ、あの栄養剤がいい、あの漢方が効く
なんて話が出るようでは
そろそろバンドも終焉を迎えているようですね・・・。
2~3年、待てるかしら・・・。
そういう私とて~・・。
これはアンプとギターの間を繋いで
音を電気的に調整するエフェクターという機械ですが
2本のケーブルのどちらをどの穴に差し込むのか
毎回頭を捻らなければできなくなってきました。
INPUT と OUTPUTが分かれば
その仕組みからして簡単にできるはずなのに
ウッチャン似でとても感じのいい優しい山本くんに
とうとう、助けを求めてしまいました。
そんな彼をして
「あ~・・・このおばちゃん、音楽はナンやら新しいことしているけど
やること、昭和やな・・・」と嘆かしむ・・・と言ったところでしょうか。
(この遣い方、まちがってないかな?けいあゆさん)
次の(小規模ライブ)兼(年末ライブ)に向けての練習は5月。
ホテルはなんとか確保できたけど
帰りの飛行機が、4時の分が満席で
早めに帰らなければならなくなったとドラマーが嘆いていました。
福岡市は今、急ピッチでホテル建設が始まっています。
どうか彼らが大濠公園に寝袋を持ってベンチで一晩、
なんて日が来なくて済みますように!