忍耐の面接指導
(昨日の空)
(家路を急ぐ車の列)
(今朝の空 今日から10月。)
私は現在
月曜日は、医療ビジネス科、ふたクラス
水曜日は、公務員科、三クラスの生徒を受け持っている。
前期(4~7月)で一応今年は終了したが
木曜日は、リハビリ校のPT,STの三クラスも。
最盛期は全部で300人近くの生徒と付き合うことになる。
夏休みも終了して、今月初めから後期授業が始まり
昨日は今月二回目(たった二日!)の授業。
公務員科生徒の面接模擬試験のため出掛けた。
(駅通路)
(動く歩道)
(あともう少し)
場所は駅に近接した商業施設のフロアー。
そこを借りて毎年行っている。
(朝も早いので閑散としている。右のエスカレーターで二階へ)
(生徒達が集合し始めて・・)
今、彼らは最終の面接に向け特訓中なのだ。
4月から三ヶ月間、108名の生徒を指導してきたが
その成果が生徒達も、そして、教えた私も試される。
外部の方、三人に試験官として入っていただき
我々とまた違った視点からの意見をお聞きする。
その中のお一人、なかなか茶目っ気があって
公務員目指している生徒に
「君は企業の営業の方がむいていると思うよ~」
などと、それでなくとも意志薄弱な生徒の気持ちを
揺さぶって楽しんでいらっしゃる。
幸い、その言葉で志望先を変更した生徒はいない。
(真ん中の椅子に胸バクバクの生徒が、その両隣に見学する生徒達が座る)
(10分間休憩)
緊張のあまり、入退室時、右手、右足が同時に出てしまったり
ろれつが回らず自分の名前もまともに言えなかったり
つま先をカーペットに引っ掛けて、つんのめったり
見ていて可哀相になる。
出番を終えてホッとし、脇でそれを見ていた数人の生徒は
顔を手で覆い、吹き出すのを必死に我慢している様子。
中には肩が小刻みに震えている生徒も。
真剣になればなるほど人は滑稽さを増してくる。
そんな時は鼻メガネの上から、笑い出しそうな生徒を睨んで
首を横に振り、無言の注意。
本当はそんな私が一番、笑いを堪えているのだが・・・。
集中しているのですべての生徒を
見終わったときにはこちらもヘトヘト。
短時間でその人と成りなんて
なかなか見極められるものではない。
世の面接官の方々のご苦労がしのばれる。
(面接も終えてホッとし、学校に戻った生徒達。いい顔して~~!)
(ハイ、ホラホラ~もっといい顔して~~!)
皆、素直でいい子ばかりです! |