夢の話

(昨日の空)

(今朝の空)

最近はあまり見なくなったが

ある時期、頻繁に、同じような夢を見ていた。

大きく分けて三つのパターン。

まず一つ目。

時代は19世紀後半のイギリスかフランスとおぼしき豪華な古いホテル。

広いロビーとレストランを通り抜けて、エレベーターで自分の部屋に戻ろうとするが

これが、至難の業。なかなか、降りようとする階に止まらない。

仕方ないので途中で降りて階段を使うのだが、これがまた迷路になっていたり

段差が大きすぎてよじ登ることさえできない。

あの手この手で、必死になって自分の部屋にたどり着くと

今度は部屋を間違えていたり、入ってみると人が使っていたり。

とにかく、全てにおいて、迷いに迷っているのである。

そして、ぐったり疲れている。

田舎の道だったり、ホテルがお城になったり山だったり

場所は変わるがシチュエーションは皆同じ。

しかし、ホテルが一番多い。

二つ目。

今でも時々見るが、トイレの夢。

それも、綺麗でないトイレ。使うのを憚られるほどの・・・。

トイレに行くのを我慢している場合もあるのだが

そうとばかりも言えないときにも見ている。

三つ目。

亡くなったばかりの、布団に横たわっている父や

棺に入った友人のお母さんが、突然、モゾモゾと動き出し

必死の形相でこちらを見て頭を振ったり

布団や棺から出ようとするなど

自分が死んだことを受け入れようとしない素振りをし

それを私が恐る恐る押さえつけたり説得している

というかなり不気味なホラーのような夢も印象に残っている。

この場合、父はウンともスンとも言ってくれない。

何か話せばその言葉に何らかの意味が隠されていると言うことは聞くが・・。

そしてこれらはみな鮮やかな色彩で今でもくっきりと脳裏に焼きついている。

私の精神状態は一体どうなっていて、これは何を意味するのだろうと

真剣に考え「夢判断」なる本を読んだ事がある。

よく言われる予知夢か前世を現しているのではかなろうか・・と。

ネットでも調べてみたら

ホテルのキーワードは、その人の行動力を表します。
現実では考えられない高級ホテルに宿泊する夢
　新しい事にチャレンジするといい時期だと言う表れです。
ホテルから出られない夢
　気持ちの中にカギをかけているところがあるのではないでしょうか？

私の場合、ホテルがキーワードではなく

その中で迷っているわけだからちょっとこれには当てはまらないように思う。

単純に当時私は何かに思い悩み迷う心境だったのか、と思っているのだが。

トイレに関しては・・。

綺麗でないトイレの夢
　運気の上昇をあらわす場合が強いと考えられます。その時の感情で暗示の強さが変わる面白いキーワードです。
なぜ　トイレと汚いという組み合わせが福を呼び寄せるのか？
心理的にトイレと言う特有の場所に答えの一部はあると思われます、汚物を洗浄するという動作を必要とするトイレは、知らず知らずに心の洗浄（浄化）を、促すと考えられています。
洗浄（浄化）と汚い物とが複合することで、金運、運気の意味合いを強く持つ暗示を示しているのだと考ることができます。

トイレだけにウンが付く・・・（失礼）

どれもポンと手を打って、なるほど！！とは行かないが

何となく当たらずとも遠からじ・・か？

有名なもので「フロイトの夢判断」などがあるが

これはかなり偏った考え方なので

全てをこれに当てはめて結論に結びつけようとすると

私という人間が更に分からなくなりそうだ。

しかし、この程度の占いなら、あまり思いつめることもなく

お遊び程度の感覚で、良くも悪くも今の自分の置かれた

精神的状況が納得できるかもしれない。

(インターネットより)

私に画才があれば、サルバトール・ダリの「夢の世界」のような

私バージョンの芸術にまで昇華できるかもしれないのに・・・。

「夢」って才能ある人には「宝の山」なのかも・・。