THIS IS IT
昨日の空
今日の空
昨日娘と一緒にマイケルジャクソンの
THIS IS ITを観てきた。
ジムのインストラクターが
「是非見てきてください、感動的でしたよ!」と
言ったこともあったが
それより60才代後半、あまりMJとは縁のなさそうな女性が
この映画を高く評価していたのが私を動かした。
近くのシネコンへ
平日にもかかわらずお客さんは
私の想像以上に入っていたが
年齢層はかなり高い。
娘がポップコーンとコーラは私が奢るからと言う。
普段はあまり映画を観ながらの飲食はしないが
娘の好意に甘えて、ウキウキ気分で席に座った。
カップを持つ娘の手がゆるい・・・
隣に座った娘がコーンを持っていたが
私が4~5粒食べたときに見事ひっくり返してくれた。
あーーーーぁ~~~
何だかこの光景見たことあるぞ・・・デジャヴュー(既視感)?
思い出した・・。
夫によく似た娘。どうも行動も似ているようだ。
必死に拾い集める娘・・カメラが追いついてない
二人で笑いが止まらない。
「もう一回買ってくる!」と言って娘は再びロビーへ。
同じサイズのコーンのカップを持って帰って来るのが見えた。
これでもう一度、今度は前の席に座っている女性の頭に
バサッとひっくり返したら・・・と想像したら
クックックと笑いがこみ上げてきた。
その想像を裏切らない娘の行動。
娘のワッと言う小さな叫び声。
さすがにコントのようなことは起こらなかったが
肘掛についたカップ乗せに足をひっかけ、また、こぼした。
折角かき集めて綺麗にした床にまたコーンがばら撒かれた。
今度は少量ではあったが・・・。
ここからまた笑いが止まらなくなった。
もう既に映画が始まりだしていたので
声を押し殺して笑い続けた。
さて、肝心の映画の感想だが。
「凄い!!これぞプロフェッショナル!」
リハーサル風景とは思えないほど完成度の高い内容だった。
マイケルは勿論、ダンサー、バックコーラス、ドラム、ギター
全てがダイナミックで力強くエネルギーが満ち溢れ輝いている。
彼はまだまだ現役の真っ只中。
動きと切れのよさはとてもとても50歳とは思えない。
歌の乱れもなく高音が綺麗に出ていた。
最後はメッセージ性のある言葉で締めくくられたが
彼は彼の使命を全うし
この世を去るべくして去ったのではないだろうか。
そう思わなければあまりにもあっけない去り方だった。
この言葉は観る人によってその意味あいが
異なってくるのではないだろうか。
これは娘と同感だが、椅子にじっと座って観るものではなかったなぁ!♪