ふぐ三昧
毎年、年末には知人から「フグセット」が送られてくる。
今年初めてのフグが30、31日に重なって届けられた。
初物が大晦日寸前に二回も食べられるなんて、ラッキー!
福岡市はお魚が美味しく、また夜の社交場「中洲」のネオンに魅せられ
転勤族には、特に単身赴任の男性方には人気の都市らしい。
三ヶ月ごとに埼玉からやってくるバンドのメンバーは
新鮮なイカは関東ではなかなか食べられないというので
帰ってくるたびにこちらで堪能しているようだ。
フグの本場として知られている。
下関と言えばフグ、フグと言えば下関
街のあちこちでフグの看板が目に付く。
ところがウイキペディアを見てみると
2004年、天然ふぐの漁獲量が全国6位
養殖にいたっては長崎の2090トンに対し
山口県は僅か76トンで8位と
極端に少ないことに驚いた。
ここには関門海峡の「かんもん」と
「カモン」(come on)をかけた(と聞いたような気がするのだが)
「カモンワーフ」と言われる市場がある。
我々は昔の呼び名で「唐戸市場」と言っているが
そこに行くと天然、養殖どちらのフグも手に入る。
ここで身だけを買ってきて夫が超薄切りにし
プロ顔負けの刺身をつくってくれる。
から揚げがこれまたなかなかの美味。
今回、娘は弟達がいないのを幸いにたらふく食べられたようだ。
こちらは二日目の方。勿論私達もいただいたが・・コラーゲンたっぷりの皮は最高でした
こちらの地方では「フグ」を「福」にかけて「ふく」と言う。
東京で逞しく一人暮らしをしている娘に
「福」がたくさん舞い込みますように。
乾杯! |