ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

心より祈りをこめて

イメージ 1
 
 
 
大阪市ではまた痛ましい事件でちっちゃな姉弟が亡くなった。
 
報道される内容を聞いていて耳を塞ぎたくなった。
多分,報道内容より現実はもっと残酷で悲惨だっただろう。
 
孫のKが生まれてから特に、子供の命の若葉のように輝く美しさや
その存在自体の愛おしさをヒシヒシと感じていた矢先のこの事件は
私の心に今も重くのしかかってきている。
 
愛らしい姉弟の写真を見ていると、その数ヵ月後には
狭く汚れた部屋で徐々に朽ち果てるように亡くなっていった幼い二人が
痛々しく、不憫で、可哀想で、可哀想で堪らない。
 
 
 
 
          暑かったよね  お腹空いたよね  のども渇いたよね
          寂しかったよね  悲しかったよね 怖かったよね
          そして・・・お母さんが恋しかったよね。
 
 
 
 
 
子供は親を、特に母親を選んで生まれてくる~と言う言葉を最近良く耳にする。
母性のかけらもない自分本位で快楽に走ったこの母親を
本当にこの子達は選んで生まれてきたのだろうか。
この世に生まれてきたことにどんな意味があったのだろうか。
魂のレベルの向上のために自ら選んだ道と、それでも言えるのだろうか。
 
更に腹立たしいのが児童相談所や警察など行政の無能さ。
法的な不備がいまだ改善されていない事もあるのだろうが
一体何人の子供の尊い命を犠牲にしたらいいのだろう。
 
近所の住人から5回も通報があったという。
なのに家の玄関先にまで訪問していて未然に防げていない。
たった扉一枚隔てて幼い小さな子供が必死で助けを求めているのに
誰も真剣に応えてくれていない。
何度も言われ続けた組織としての対応が全く正常に機能していない。
子供二人を見殺し。ドアーを蹴破ってでも入れなかったの?
本気なの?やる気はあるの?
 
今までこうして理不尽に命を絶たれた子供達は
身を持って世の中に警笛を鳴らし何らかの警告を
示すために産まれてきたのではないだろうか。
 
その死を無駄にすることのないよう
行政は性根を据えて死に物狂いで取り組んで欲しい。
そして、あまりにも無力で幼い大事な我々の宝を
全力で守って欲しい。
 
 
 
イメージ 2