長府市の城下町を散策
皆さんおはようございます。
こちらは霞に覆われて視界が悪いです。
さて、昨日は友人と長府を観光してきました。
下関市の東部に位置する「城下町長府」
我々を古の世界にいざなってくれる、そんな街でした。
友人とは小倉駅で待ち合わせ。
彼女は先に来てカフェで待っていてくれました。
(中央の黒い服の女性です♪見えませんね、それでいいんです~笑)
別名が「気配りの女王」というだけあって後でやってくる私のために
モーニングを頼んでおいてくれました。
JR山陽線で下関で乗り換え長府で下車。
ものの30分ほどで到着です。
駅からバスで~長府観光会館前で下車。
途中、河原まで下りて清流で遊ぶ鴨たちからの歓迎を受けました。
功山寺の山門につきました。
紅葉はまだ始まっておらず陽の当たるところだけが
秋の気配を感じさせますが
昨日はこの木陰が心地よいほど暖かでした。
歴史を見てきた堂々たる姿の山門。
中には長府毛利家のお墓があり
しっかり閉じられた門の間から写真を撮りましたが
静かに眠る魂を呼び起こさないように
そっと後ずさりしながら帰ってきました。
明治36年(1903)長府毛利家第14代藩主毛利元敏(もととし)
によって建てられた邸宅にも寄ってみました。
樹齢何百年の木々が静寂の世界を守っているように感じました。
さて、そろそろ喉も乾いてきました。
友人お勧めのカフェに入りました。
「梵天」
土塀に囲まれた現代建築。
違和感はありませんでした。
ビールが大好きな友人はヱビスを。
構内を歩いていると友人が突如笑い始めました。
(彼を狙って撮ったわけではなくたまたま私のカメラに写っていたのを引き延ばしました~)
前を歩く男性が高級そうなコートを引きずりながら歩いていることが
気になって仕方のない友人。
ファッションに一方ならぬ情熱を傾ける彼女にとって
ブランドの高級コートを引きずるのは
犯罪に近い行為。
教えてあげようかどうしようか~と
迷っているうちに電車のドアーが開きました。
歴史の色濃いこの街には様々な歴史上の人々が集い
様々な出来事が起こっていたようです。
もちろん坂本竜馬に関わる人の名前もありました。
残念ながら「相続税」という現実的な問題も絡んで
昔のままの街並みの保存が困難な状態だそうです。
二週間後には綺麗な紅葉が見られるそうです。
もう一度、また友人と訪ねてみたい街でした。
完