ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

どんな推理小説より謎だらけ



おはようございます!

今朝は寒さも緩んで少し肩のりきみが抜けてホッとしています。


さて、先日から読み始めた本。

何か感想を書かなければと思うものの
芋姉妹のカンタービレさんのような
名文は頭に浮かばず、かと言って
このまま引き下がるのも悔しい~(って何が?


何が難しいかって
まず登場人物(?)が多すぎる。
そしてその相関関係がややこしすぎる。


最大のネックは内容がよく解らない・・・




原子さんや陽子さん、光子さん、量子さんに電子さん。
中性子さん、素粒子さんまではいいのですが
クオークさんにレプトンさん、フェルミオンさんボソンさん
その他無数の出演者。


これらのそれぞれが複雑に絡み合い
ちょっとした拍子にそれぞれに
反対分子が現れて何やら妙な動きを始めてしまう。

妙な動き通り越して
予測のつかない行動を起こしてしまう。

そんなとき著者は
「そうなってしまうのですから仕方がありません」
「にわかには信じられませんがそれしか説明の方法がないのです」
「真面目に考えすぎると頭が痛くなるので{そういうものか}とファジーに考えましょう」
とかなりアバウトにその話を終わらせようとする。


そうかと思えば

「何を意味するか賢明な皆さんだったらもうお分かりですね?」
「ご覧になれば分かる通り」と
突き放してしまう。


筆者の村山斉の講演を書き起こしたもので
素粒子物理学の基本中の基本をやさしく噛み砕きながら~」と
裏表紙に書かれているように
かなり噛み砕いた餌を小鳥に口移しするかのごとく
わかり易く書かれてはいるようですが
こちらがそれを理解して飲み込めない。


こんな本を電車の中で読んだんじゃ~
尚更意味不明ですよね(笑)


「本当の次元は10次元まである?」
の章は面白く読むことができたし
ところどころ何か分かったような気になる
部分もあったので読み進める事ができました。




宇宙は何でできているのか
素粒子物理学で解く宇宙の謎



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物質を作る最小単位の粒子である素粒子
誕生直後の宇宙は、素粒子がバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。
だから、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成立ちが分かるし、
逆に宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。
本書は、素粒子物理学の基本中の基本を優しくかみくだきながら
「宇宙はどう始まったか」「私達はなぜ存在するのか」
「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む
限りなく小さくて大きな物語



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結局、謎が解けるどころか
何千倍もの謎を残したまま
この本を閉じました。



E=mc2を導き出したアインシュタイン

未知の粒子の重さまで予言していた湯川理論

「CP対称性の破れ」を説明した小林・鱒川理論

ノーベル賞を受賞した方々の頭脳ってどうなっているのでしょう。

こちらも大きな謎ですね。





以前書いた記事ですが
この「リサ・ランドール」の延長線上に
今回の記事があります。


次元の話はこの人達の説が主流なのでしょうか。
もしそうだったとしたらもっとワクワクします!