発音~英国王を期待してはいませんが~♪
おはようございます。
爽やかな朝です。
昨日は月が美しく輝いていました。
(昨日の空)
お月様のすぐ下には山の稜線がうっすら見えていたのですが
テニスコートの灯りが邪魔をして写っていませんね~。
(今日の空)
朝陽が昇っています。
ベランダから空を見上げると~
ここから見える空も大好きです
あれは3月16日
日本、いえ世界は東日本大震災でてんやわんやの時
実は映画を見に行ってきました。
「英国王のスピーチ」
これからの私の授業にも役に立つかもしれないと言う想いから観に行きました。
しかし、自粛ムードの中ブログの記事にするのがはばかられ眠ったままでした。
この映画、ご存知のようにアカデミー賞作品賞を受賞しています。
派手さはありませんでしたが素晴らしい作品でした。
最初はアルバート王子としての「演説」体験
最後にジョージ6世としての重要な「演説」体験があり
その2つの演説の間に、彼が「話し方」に対して努力を重ねて、吃音症と向き合い
国民から敬愛される国王として成長していくドラマ~ウィキペディアより
私の授業は毎回習得に最も時間のかかる「言葉遣い」から始めます。
先日の授業から「発音練習」を始めました。
第一章 話し方~の中の「好感を与える話し方」という項目の中に
「声は人なり 話は人柄」と言う言葉があります。
声の響きや話の速度に話し手の性格が現れたり
ものの言いようや話題選びで人柄が偲ばれたりします。
不明瞭な発音から間違いが起こるかもしれませんし
話し手の印象にも影響を与えてしまいます。
そこで生徒たちにまず明瞭な発音をしてもらうよう
アナウンサーがしているような
練習をさせるのです。
「あえいうえおあお」から始まり濁音、鼻濁音も含めて何ども練習させます。
最近気になることが・・・
この頃生徒やコンビニ、飲食店のバイトの若い人の言葉を聞いていると
時々何を言っているのかわからないときがあります。
加齢による私の聞き違いでもなさそうです。
「ありがとうございます」を
「あがとございます」
これはまだいいほうです。
お笑い芸人の影響か「あざーす」
これもまだましなほうかもしれません。
以前ガソリンスタンドの男性はさらに縮めて「あーす」と言っていました。
「おはようございます」も「あーす」に聞こえます。
思わず「キンチョー」とツッコミを入れたくなります。
ジョージ6世のようになれとはいいません。
しかし、せめて、少なくとも、感謝の言葉と挨拶だけは
相手に伝わるように明瞭な発音で話して欲しいだけなんです。