ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

「おひさま」~辛口批判~♪



おはようございます。

台風の影響か風が強く
今日のお洗濯物は室内干しです。




昨日の空

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昨日、義母のちょっとした検査のため
車で博多に行ってきました。

車中聴いていた(ドライブ中は観られません)NHKドラマ「おひさま」。

主人公がちょうど義母と同年齢。

そして同じ教職。

話題がこのドラマのことになると~

「このドラマは嘘ばっかり!」と辛口批判が飛び出した。

一昨日くらいから陽子が校長から
「教職を取るか子育てを取るか」の選択を迫られていますが
当時は大変な教員不足で
ちょっとした運動能力に優れた人がいたら体育教師に
少しだけお裁縫ができたら家庭科の先生に~と
義母も親戚や知人を教師にしたそうです。

まして、陽子は師範学校を出ている身。

これほど貴重な存在はなかったはず。

そして時代は昭和21年。

まだほとんどの男性教師は復員しておらず
猫の手も借りたかった~そんな時代だったそうです。

また、髪型についても~

師範髷あるいは教師髷といって
劇中の「夏子先生」がしている髪型が主流。


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(ネットより)


結婚前の陽子のお下げの髪型は有り得ないと言っていました。

「地方によって違うかもしれませんよ~」と言っても
頑として譲りませんでした。(笑)


他にも色んな矛盾点があるそうですが
私でもかなり疑問に感じたこと・・・。

和さんが日向子をおぶってお乳を飲ませに
汽車に乗って学校にやってくる・・。
(何時間かかっているんでしょうね~)

授乳はお昼の一回だけではないわけで~。

脚本家が母親なら有り得ない設定ですね。(笑)



その子育てでも義母は大変な思いをしながら
長女(ヘソクリンの姉)を学校に連れて行って見ていたようです。

どうしても宿直室には赤ちゃんを置くことを許してもらえなかった時~
紆余曲折あったのでしょう。

ハイハイを始めたばかりの赤ちゃんを
何と運動場の木陰を作っている木に紐でくくりつけ
教室の窓から様子を伺いながら授業をし
終了の鐘と同時にかけつけていく。

動き回ってその紐が体に巻き付き
木の根元で涙の筋を残して眠っている赤子を抱きしめ号泣。

その様子を見ていた生徒は未だに義母を囲んで
そんな話を懐かしそうに語り合うそうです。

今そんなことしていたら虐待で通報されますね。


終戦時、三人の子供を育てながら
様々な活動を通して女教師の地位向上のために頑張ってきた義母。

その小さな体のどこにそんなエネルギーを蓄えていたのか・・。

その義母ももうすぐ卒寿です。