鉄の街~♪
おはようございます。
「日本全国猛暑」とお天気のお姉さんが言っています。
ジリジリと暑くなってきました。
さて、以前の記事でも紹介しましたが
北九州市と言えば「鉄の街」
日本屈指の工業の街でした。
こちらは近代製鉄発祥の地
「東田第一高炉史跡」
当時ドイツから技術者を招き
1901年(明治34年)に操業開始。
戦前戦後を通じて日本の鉄鋼業の中枢をなしていました。
成長著しい昭和20年代の写真がありました。
起業祭が盛大に行われ街には活気が溢れていました。
小さい頃のヘソクリンが混じっていそうです(笑)
その後時代を経て老朽化が進み解体の危機が訪れましたが
平成8年、記憶に留めておこうと保存整備が進められ
市の指定文化財として残されることになりました。
数百メートル先には
スペースシャトルが高炉のごとくそびえ立ち
その直ぐそばをジェットコースターが嬌声を載せて回っていました。
隆盛を誇っていた時代
この橋を渡って仕事場に向かった人々は
どんな気持ちを抱いていたのでしょうね。
当時から見れば煤煙でくすんでいた空は青空を取り戻し
街も整備されてとても綺麗になっています。
これはこれで次の世代にいいものが残せたと思っています。
最近の日本の政治や産業はもう見る影もありません。
100年前の、新しい息吹を取り戻すことは不可能でしょうが
人間本来の働くことを喜びと感じられる社会を築いていって欲しいものです。