気象学者・藤田哲也~♪
おはようございます。
穏やかな朝です。
今朝の空
風はほとんどありません。
上空には少し青空が顔を覗かせています。
洗濯機の回る音だけがする我が家。
GW中の賑やかな音に慣れていたので
この静けさが不思議な感じです(笑)
先日のつくばの竜巻・・・
中学生が亡くなり家屋の倒壊の被害も大きく
またまた自然の力を思い知らされました。
学校の運動場に時々現れる旋風(つむじかぜ)は
昔からよく目にしていましたが
ここまで大きなスケールの竜巻が発生するとは。
温厚だった日本の気候が
荒々しくなってしまった感があります。
初めて竜巻(トルネード)というものに対する意識を植え付けられました。
セントルイスの子供たちはトルネードに対しての訓練があっていました。
緊急避難先は周りをコンクリートで
がっちり固められた地下室が一番安全で
我が家にもその地下室がありました。
真っ黒な雲が広い空を覆い隠すように広がって
遠くから雷の音が聞こえ始め
ザワザワと風が強く吹き始めます。
トルネードの前触れですが
幸い私たち家族は
それに直接遭遇することはありませんでした。
その代わり「サンダーストーム」と言う
突然の嵐には何度が遭遇し
大変怖い思いをしましたが・・。
今回の竜巻を撮影した映像をテレビで観ていると
その時の自然の猛威が思い出されました。
日本ではあまり知られていませんが
トルネードの強さを表す国際的基準~
Fスケールという言葉。
これは藤田哲也と言う気象学者の
頭文字をとったものです。
この方は北九州市の出身で
小倉中学、現在の小倉高校を卒業後
明治専門学校、現在の九州工業大学を出ています。
義母は広場で飛行機を飛ばす実験をしていた
中学生時代の彼と接点を持っていたようです。
詳しい経緯は聴いていませんが
彼はその頃から空に興味があったのでしょう。
ウィキペディアによると・・・
「彼の素晴らしい業績により
もしノーベル賞に気象部門があったら
受賞は間違いないと言われていた」・・そうです。
竜巻の予報の的中率が僅か1%と言われるほど
あまり縁のなかった穏やかな日本。
片や映画にもなるほど
発生率が高く予報の発達した荒々しいアメリカ。
そのうち日本も「藤田スケール」を
使う日がくるのでしょうか・・。