ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

東野圭吾「プラチナデータ」~♪



おはようございます。

ちょっと蒸すけど暑くもなく寒くもない
お肌には最適な気候ですね。

昨夜はパジャマのままお布団をかけずに寝ました。

自由に動き回れて快適です。

掛ふとんって寝返り打つときに邪魔ですものね。




オウム真理教の容疑者が逃走中で
テレビではこぞって監視カメラに写った容疑者の写真を
公開しています。

コンビニの出入口
銀行の窓口
そして会社の事務所までも・・。

こうやってあらためて見せつけられると
私たちはあらゆるところで監視されているのを
実感させられます。


先日の毎日新聞の漫画「アサッテ君」にも・・・

「念入りにお化粧をしてどこに行くんだ?」と尋ねご主人
「すぐそこのスーパーまで」と答える奥さん
そして監視カメラの視線を気にしながら道を歩く奥さん~という内容でした。

また、東電OL殺人事件で容疑をかけられ収監されていた人は
事件当時からぐっと進歩したDNA鑑定に助けられ
既に帰国の準備をしています。



もう随分前にブックオフで買っていた

昨日、読み終えました。

イメージ 1

2017年という近未来、DNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%になった社会を舞台に
DNA情報「プラチナデータ」によって犯罪に巻き込まれ
容疑者となった警視庁特殊捜査機関の天才科学者・神楽龍平と
逃亡する神楽を執拗なまでに追う刑事・浅間玲司の攻防を描く。


プラチナデータ」は防犯カメラではなくてDNAのお話。

全国民のDNAを登録することで
犯罪者を瞬時に洗い出す仕組みに
「なるほど!これは妙案」と膝を叩いたものの
そこから派生する様々な権力抗争の臭い・・・

まだ未読の方のためにここで止めておきましょう(笑)

ちょうど読み始めたばかりのところに
東電OL事件のDNA鑑定での新たな事実発見や
オウム信者の逃走劇が始まり
本の内容とダブル部分が多くて
現実と虚構の世界がないまぜになってしまいそうでした。

二宮和也豊川悦司の共演で映画化されるようですが
この役者の設定は私の描いていた人物像と
大きく隔たっていなくて納得。


平穏に暮らしている我々とはかけ離れたところで
色んな個人情報が世の中に流れだし
悪用する人間がいることを想像すると
大変怖いですね。

しかし、監視カメラやDNAが
悪を追求し犯罪を解明していくためには
これらを抜きにしては考えられない
嫌な世界になったことは確かでしょう。


エレベーター内やコンビニで
変な格好を撮られないように~

ちっとも気が抜けませんね(笑)






~追記~



ブロ友のひとりあそびさんのコメントで思い出しました・・・。

イメージ 2

私も読んでいました。

この本を読んで衝撃を受けました。

被害者の、他人に知られたくないであろう
性格や家庭環境、それと事件に遭遇するまでの
彼女の行動・・。

ある意味二次被害を受けたのではないかと感じるほどに
赤裸々に暴かれた被害者がお気の毒でした。