三回忌~母に捧げるバラード♪
今日は母の三回忌。
亡くなって丁度が二年絶った。
まだ二年?という感じ。
毎日お茶を上げて、何やかやと話しかけているので
きっと今の私の状況も分かってくれていると思う。
お線香の香りと共に
自分の存在を知らせてくれるんじゃないかと
待っていたけど何も起こらない。
でも、この前うたた寝をしていたら
私の名前を呼ぶ母の声で起こされた。
時計を見たら午前7時半。
観るつもりでいたのにリモコン持ったままソファーで二度寝。
「梅ちゃん先生」が始まる時間だった(笑)
十数年前軽い自動車事故を起こし
運転免許を取り上げられてから行動範囲が極端に狭まった。
それまでは気が向けば車を駆ってあちこち出かける
お外大好きおばあちゃんだった。
一度など60歳過ぎてから福岡からフェリーを使って
三重県まで一人で行ったこともある行動派。
それが孫育てが一段落したあたりから
認知症が始まり、事はどんどん深刻に。
小倉に遊びに来て一週間ほど滞在した帰り
新幹線に乗るという段になって
「今から私はどこに帰るんかねぇ・・・」と不安げだった。
「まあ~何言ってるの!」と笑って見送ったが
それからの母は徐々にいろんな物に興味をなくし
あれほど私との電話での会話を楽しみにしていたのが嘘のように
私や孫たちに関心をなくしていった。
それからの十数年は兄家族にとっては
毎日が戦いになっていった。
遠く離れた私は傍観者でいられたので
兄からの報告にただ慰めの言葉をかけることしかできなかったが
当事者は本当に大変だったと思う。
最後はガンに罹ってしまったが
その恐怖も痛さも何も感じていなかったように
思われたのが唯一の救い。
葬儀は無宗教だったので
兄によればお教は自分が唱える~とのこと♪
それでいいと思う。
母の好きだったビールを先日送ったけど
今頃は冷えたスーパードライを飲んでいるだろうか。
この歌を聴いてゲラゲラ笑っていた母を思い出す
以前もこの歌、掲載したような・・