厄介なお隣りさんたち~♪ その①
おはようございます。
台風が過ぎ、これで長かった夏も終わりそうです。
今朝の空
うちのお隣には昔から大所帯の中さん(あたりさん)と言う家族が住んでいます。
こちらは先祖代々なかなかの強者ぞろい。
随分昔の話になりますが、このご家族の皆さんはとても頭が良く
人間的にも出来た方々で見習うべきところがたくさんあって
中さんから教わったことは数え切れないほどだと
うちに代々伝わる古文書にも書かれてあるほどです。
ところがこんなできたご家庭でも
長い長い歴史の中でご家族間での諍いがあって
親戚の伯父さんが怒鳴り込んできたり
気の強い叔母さんが文句を付けに行ったりと
争い事には事欠かなかったようですね。
中さん一族の血筋はかなり気の荒い方が多いと聞いたことがありますけど
その荒さといったらイスラムさんとドッコイドッコイでしょうかね。
あ、そうそう・・このイスラムさんは町内でもあちこちで
喧嘩を売って回っているらしいですね・・困ったご家族です・・。
話は戻りますが中さん、うちにも昔文句を付けに来た事がありました。
ところが、丁度台風16号が吹き荒れている最中で
途中で足を滑らせて大怪我をし
そのまま引き返したこともあったようです。
うちではこれを「神風が中さんを追い払ってくれた」と言うことで
代々伝えられています。
こちらでも、ちょっと大袈裟ですがそれに備えて石垣を組んだりしたんですけどね(笑)
そうそう、うちの裏庭に行ったら見られますよ・・・防塁が。
まあ~昔からいろんなことがありましたけど
うちだってそうそう褒められたことはしていません。
おじいちゃんがあちらに行ってちょっかい出して大喧嘩になってしまって・・
それはもう大変だったそうです。
あの時は町内のあちこちで喧嘩が頻発してましたね~。
一度なんて町内全域で大喧嘩が始まって・・。
けが人だけならまだしも若い方が大勢亡くなったと聞いています。
今は皆さん、表面上は仲良くなってきていますが
時々中さんが昔のことを引っ張り出してうちに文句を付けてくるんです。
もう、これが厄介。
何度謝っても「あの程度では謝ったことにならん!」とイチャモンを付けてきます。
ひいおじいちゃん、おじいちゃん、お父さんと三代にわたって
いつまで経っても許そうという気が無いらしくて
生まれてくる子や孫たちに
「あの隣のゆるゆる家、あそこの連中はとんでもない人たちだから
仲良くするんじゃないよ。」と吹き込んでいるみたいです。
子供同士は仲良くしたいと思っていても
こんなこと言われ続けていたら仲良くなんてなれやしない。
そうじゃありません?みなさん。
町で一番の長老のアメさんにご相談に行っても
「あなたたちで決着を付けなさい」ですって。
ココだけの話ですが
このアメさんも人のことを偉そうに導くことできないんです。
うちもこのアメさんに散々やられましたから。
一度なんて、いえ、二度ですが
それ使っちゃダメでしょ!と言う手を使ってきたことがありましたね・・。
でも、ゆるゆる家の皆、人がいいから
中さんのように昔のことを引っぱり出してとやかく言いませんよ。
人間が出来ているというのか
ボーッとしているというのか・・・
何と言っても名前からしてゆるゆるですからね~(自嘲の)
おやっ!もう直ぐ8時。
「梅ちゃん先生」が始まりますから
続きはまた明日・・・。