ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

什の掟・・ならぬことはならぬものです



こんにちは。

空は澄み渡り気分も晴れ晴れです。

今日はジムに行く日だったのですが
もう少し養生したほうが良さそうなので
代わりに街まで歩いて出かけました。

往復、6686歩。

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気分爽快になって帰ってきました。







先週から始まった大河ドラマ
「八重の桜」の中に出てくる「什の掟


一 年長者の言うことに背いてはなりませね

二 年長者にはおじぎをしなければなりませぬ

三 虚言を言う事はなりませぬ

四 卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ

五 弱いものをいじめてはなりませぬ

六 戸外でものを食べてはなりませぬ

七 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

ならぬことはならぬものです


現代にこのままの掟を子供たちに課すわけにはいきませんが
簡潔明瞭にやらなければならないこと
やってはならないことが明記されています。


最後の、「ならぬことはならぬものです」

この有無を言わさない断固とした教育方針は
ある意味とても頑固な押しつけとも受け取れますが
人としてのあるべき姿への道しるべとしては
心にストンと入ってくるものではないでしょうか。



長男と次男がそれぞれ小学6年と3年生くらいだったころ
次男の友達が我が家に遊びにやって来ました。

最初は子供部屋で遊んでいましたが
そのお友達が下に降りてきた次男を追いかけるように
私たち家族がくつろいでいるリビングに入ってきて
次男にゲームのソフトを貸して欲しいと
懇願し始めました。

次男がいくらダメと言っても引き下がりません。

そんな攻防が随分長く続きました。

その時、長男の堪忍袋の緒がキレたのか
「いかんもんは、いかん!!」と一喝。

そのお友達は黙って引き下がり帰っていきました。

その様子を見ていた夫。

その明瞭かつ明確な言葉をいたく気に入り
その後の彼の辞書の一頁に
大きく記載されることとなりました。




二・三日前から大きな問題として取り上げられている
大阪市私立高校生の自殺。

バスケット部顧問からの暴力などが原因らしいですが
何があったとしても暴力だけはいけません。

それが「指導」と言う言葉にすり替えられて
反抗できない生徒に大きな心の傷を与えたとしたら
その行為自体やってはならないことなのです。

親から子供への
「躾」と言う言葉に置き換えられる「虐待」と何ら変わりません。

一人の若者を自殺にまで追い詰めた教師の行為は理屈抜きで


いかんもんは・・・いかん!!