悩める学生たち
こんにちは。
また蒸し暑くなってきました。
後期授業２回目の今日
弛んだ頭と肉体にムチ打って
フルパワーで授業をして来ました。
専門学校で学びながら職場体験をしている学生たちが
職場での理不尽な人間関係に苦しんでいるようです。
病院の受付で実習をしている学生は
患者さんの家族から直接不満をぶつけられ
怒鳴られたり苦情の標的にされて泣いてしまい
もう戻りたくない、辞めたいと嘆いていました。
一番苦情の言いやすい彼女たちが矢面に立たされ
しかも一線で働く医療従事者からは色よい返事がもらえず
その板挟みでどう対処していいの途方にくれているようです。
苦情への対応 三原則
人と時と場所を変えよ
これがなかなか難しく
自分で全て背負い込んでしまうので
パニックになります
当然ですよね、19歳ですから。
「他の方に代わってもらえないの？」と聞くと
「新人なので上の人や先輩には頼めません・・」という。
「新人だからこそ上に相談しなきゃダメよ」と先々週にも言っていたのですが
「みなさん、見て見ぬふりで、自分に当たらなくて良かったって顔しています。」
もう一人は「○○子さんの頭の骨を返してください」とやってきた
男性に対応した時の様子を話してくれました。
これはもう受付の女の子に対処できる問題ではないので
上司が出てきたようですがかなりショッキングな出来事だったようです。
コンビニでアルバイト中の学生も
「私の話も聞いてください！」と言わんばかりに
二・三日前のお客さんの対応を話し始めました。
これまた理不尽極まりない・・。
どこぞのコンビニで店員に土下座を強要して捕まった事件がありましたが
彼女が対応した女性もあちこちのお店で難癖つけている常習犯らしく
その学生が標的となってしまったようです。
彼女たちが胸をドキドキさせながらも
なんとかその場をうまく収めようと
必死になっている様子が目に浮かび
のほほんと授業にやってきているように思えた学生が
一気に大人びて見えました。
「その経験がいつか役に立つ時が来るよ」
という言葉しかかけて上げられませんでした。
授業が始まる前麗子さんから
ランチをいかが？とのメールをもらいました。
ふたつ返事で1時過ぎに学校近くのロイヤルで待ち合わせることに。
ランチの後２時間半、コーヒー・ジュース・トロピカルジュースを
交互に飲みながらおしゃべり。
結局、私は今日5時間以上話していたことになります。
いい発声練習ができています。
