福岡城址から藤田傳三郎コレクションへ~♪
こんばんは。
雨の多かったこの夏の日差しを取り戻すかのように
晴天のいいお天気が続いています。
街を行く人々の服装がこうも違うのかと言うほど
冬服あり、夏服あり、たまに秋の服装あり・・。
これじゃ、体もたまったもんじゃないですね。
昨日はお昼前から出かけました。
目的地は福岡市美術館。
そこへ辿り着くまでに今回初めて福岡城址、なるものを見てきました。
いつも、この階段を左手に見ながら通り過ぎていましたが
今回初めて案内所でいただいた地図を頼りに歩いてみることに・・。
今、藤田家のコレクションが公開されています。
藤田傳三郎?誰、、それ?って感じでしたが
明治時代から大正にかけての大実業家でその末裔が
現在でも各企業で大きな影響を及ぼしている、という
どうしてこの人の事がドラマにならなかったの?と思うほどの人物です。
出身地が萩で、これまたこの前の旅の続きを思い出すような出会いでした。
藤田傳三郎は天性の審美眼を持ち合わせていたようで
明治に吹き荒れた廃仏毀釈の動きを憂い
巨額の私財を投じて文化財の保護にも務めました。
今回の目玉は国宝の(曜変天目茶碗)。
家康が水戸の徳川家に譲ったといわれるもので
この窯変天目は世界に三つしかないそうです。
その一つをぜひ見たくて出向きました。
(ネットより)
陶芸家垂涎の窯変天目茶碗。
人知を超えた何かの力が働いたのではないか、と言われるほど
この色は出ないそうです。
まるで、宇宙です。
もう一つの目玉がこの10センチにも満たない(交趾大亀香合)
これが何と現在の値段に換算してなんとなんと~9億円!!
手に入れたくて入れたくてやっと念願叶った10日後に彼は他界。
無念だったことでしょうね。
しかし、この香合・・どうしてこの値段が付くのか・・・ワカリマセン
見学していた二人の年配の女性が
かなり大きな声でしゃべり続けていたのが残念でしたが
陶器、絵画、書、着物など様々な本物の品を目にして満足して美術館を出ました。
帰りには大濠公園のロイヤルでアイスを食べ
さすがに歩いて帰る気力がなく地下鉄の乗って帰ってきました。
12000歩を越えていました。