ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

後悔だらけの対応



おはようございます。

いいお天気が続いていますが、これも今週末には崩れそうですね。

先日、義母のところに行った帰りの公園で見つけた可愛らしいお花。

こんな時、「神の造形」に感激してしまいます。


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さて~

昨日、先輩、後輩とランチに行ったことを書きましたが
その道すがらに起こった出来事です。

これから食事に行こうと、ちょうど交差点に差し掛かったところで
一人の年配の男性が、右胸を両手で抑えて苦しそうな表情で立ちすくんでいました。

私はHさん、K子さんの前を歩いていてその様子を気にしつつ通り過ぎようとしたら
さすが大先輩!Hさんがその男性に声を掛けました。

「大丈夫ですか?救急車を呼びましょうか?」
すると、その方が「いや、近くに内科の病院はありませんか?」
とおっしゃるので三人で右往左往していると
自転車に乗った若者が我々の方にやってきてくれました。

「それならすぐそこに○○病院がありますよ。」

その言葉を聞いた途端、信号を渡って一人で歩き始めた男性。

私たちもどうしたものかと見守っていたらその若者が
「僕が一緒についていってあげますよ。」と踵を返して後を追ってくれました。

その後その男性がどうなったのか、気にはなりましたが
もうどうすることもできずその場を後にしました。

その話を友人のドクターに話したところ
狭心症か、心筋梗塞かの非常に危険な状態だったでしょうね。」
「すぐに救急車を呼んであげた方が良かったかもしれませんね。」と言われてしまいました。

「でも、ご自分がいいとおっしゃったから・・」と口を濁しましたが
それが急を要するものか、とっさの判断はなかなか素人にはできないもので
自分の足で病院に行こうとする人を阻止してまでも
救急車を呼ぶべきだったのかと・・・昨夜は随分後悔しました。

そこで今朝、その○○病院にお電話してみました。

訊いても個人情報云々で本当のところを教えていただけるとは思っていなかったけれど
もしや、「あ~その時間帯に来られた男性だったらご無事ですよ♪」
の一言が聞けるかもしれないとお電話したわけですが
やはり、期待した返答を得ることはできませんでした。

それどころか、不審そうな応対で「はあ・・・さあ~~~・・・・」のみ。

相手のお顔は見えないけれど
受付の人もどう話をつけたものか困惑している様子がありありだったので
「お分かりにはならないですよね・・」とこちらから電話を切りました。


緊急時の正確な判断の難しさを嫌と言うほど思い知らされた出来事でした。

何か事故が起こった時、周りの人たちの連係プレーで人の命が助かった
と言うニュースなどを他人事のように観ていましたが
これから素人なりに頭の中でシミュレーションしておくことも必要かな、と思っています。

近くの病院でAED(自動体外式除細動器)の使い方の講習会があっているので
一度受けたほうがいいかもしれませんね。


今はただ、あの男性がご無事であってほしいと願うばかりです。