準備と言われても・・・
今朝、ビビットと言う番組を観ていたら葬儀の特集をしていました。
葬儀と言えば「お金がかかってその料金体系が不透明」だとよく言われます。
番組もそのような内容でした。
「葬儀社の掲げている費用のほかに実費として請求された額を合わせると2.5倍ほどになっていた」
「安置所が手狭だったのか、ワゴン車の中に置いたり、棺を三段重ねで積み上げていた」
お寺に関しても「戒名代100万円を要求され文句を言ったら80万円にまけてくれた」
年間の苦情件数も数千件に上っているようでした。
この問題に関してはかなり昔から様々なトラブルが発生していたし
相談窓口などもネットで調べてみるとあるようですが
そもそもこのような問題は日常生活の中ではなかなか意識しておらず
直面して初めて「こんなはずじゃなかった!」となるのでしょう。
実際、義父の時もあんぐりしてしまうことが多々ありました。
そこで同じ間違いは繰り返したくないのでこちらの準備も怠りなく・・とは思っても
じゃあ、実際に動き始めるとなったらどこへどう行動を起こせばいいのか分かりません。
アメリカ在住の時の経験で葬儀費用の問題が
大きく取り上げられたことなどありませんでしたので調べてみると~
1.イギリス 平均12万3000円
2. ドイツ 平均19万8000円
3. 韓国 平均37万3000円
4. アメリカ 平均44万4000円
5.日本 平均231万円
アメリカの5倍、イギリスのおよそ20倍!
宗教が絡んでいるので一概に世界との比較はできないとしても
戒名などにお金を掛けなければ亡くなった人の魂が浮かばれないと説くのなら
それはもう人を導く宗教といえるのかどうか、です。
こうなったらもう葬儀社やお寺のだけの問題でなく
我々日本人の意識改革が必要になってくるのではないでしょうか。
2025年問題と絡めて考えるとこのままの状態では
我々の時には棺の三段重ねどころか
縦に並べて部屋に押し込められるかもしれません・・。
クリーニング店でワイシャツが吊り下げられた状態で機械で回って出てくるように・・・。
妄想が止まらなくなったのでこの辺で。