「ふしぎな岬の物語」って本当に不思議だった・・・
録画しておいた「ふしぎな岬の物語」を観ました。
この手の邦画は映画館で観るまでもないと思っていたのですがその通りでした。
これで1000円取られていたらワタクシ、途中で怒って帰ります。
途中で「テレビ用に編集してどこかカットされているのかな?」と思うくらい
内容がもう粗過ぎて分からないのです。
物語はそんなに複雑怪奇でも何でもない
日常の生活を淡々と(日本映画に多いですね)描き出しているのですが
多彩な俳優陣が出ている割にあまりにも内容も筋も拙く単純過ぎて
どの感情のアンテナにも引っかからない。
終盤に長セリフで主人公のコーヒー店主に心情を語らせますが
これも全く意味不明。
私、聴きとり能力が減退したのかしら、と何度も巻き戻して聴くけど
今の彼女がどうしてこう言う状況になったのか、にすんなりと繋がっていかない。
きっと何らかの伏線があって最後に観客を納得させるんだろう
まさか、このまま終わらないよね~と思っていたら終わっちゃった!
いかにも吉永小百合~小百合していて
演技も昭和初期っぽくて巧さを感じられない。
演技も表情も表現も金太郎飴のようで面白くないよな~
とぶつぶつ言いながら、今ネットで調べてみたら~
第38回日本アカデミー賞の優秀作品賞を受賞した5作品に選ばれていて
中でもこの映画は13部門を受賞していました!
「モントリオール映画祭」でも審査員特別賞グランプリ受賞ですって !!
あらら~私の感想ってやっぱり変??
昔から邦画をあまり観なかったけど
フランス映画やイタリア映画が肌に合わないように
これからも私の中では辛口批評が続くでしょうね。
やっぱり観るならハリウッド映画!
至極単純な私です。