映画 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
無料映画 GYAO! でマーガレット・サッチャーの伝記映画を観ました。
メリル・ストリープ、演技が巧すぎ!
特殊メイクの技術もさることながら
彼女の表情や歩き方、話し方、あらゆる動作が
わざとらしくなく、オーバーでもなく自然体でサッチャーを再現している。
静かな演技で表現できる俳優って日本人ではなかなかいないんですよね。
1970年代のイギリス初の女性首相は鉄の女と呼ばれるにふさわしい
頑固で、厳しくて、信念の塊で、自信家で、嫌われ者で、そして強烈なリーダーシップ・・・。
晩年の認知症を患った一老女の様子から映画は始まりますが
イギリスの歴史的な場面を随所に散りばめながら
彼女の人生を振り返ります。
「あさが来た」の主人公、広岡浅子と
彼女をさらにパワーアップさせたマーガレット・サッチャーとの
時代や国に関係なく女性が社会でのし上がっていく人の共通点を見出すこともできます。
そして、映画の中で一番印象に残った言葉があります。
最近の人たちは「感じる」ばかりだけど「考える」事の方が大事
「考え」が「言葉」になり、「言葉」が「行動」になり、「行動」は「習慣」になり
「習慣」はその人の「人格」となり、「人格」が「運命」に繋がる
「考え」が「人間」を創るのよ。
なんと奥深い言葉でしょう!
もちろん感じることも大事でしょうが
考えない人が多いと言われる昨今
この言葉は我が身に沁みました!
2012年に公開されたこの映画。
もう無料で配信されているのには驚きました。
さて、今日はこれから
今夜の献立を必死に考えることにします。