3.11 祈り
あれから5年の歳月が流れました。
2万人を超す人々が亡くなったり行方が分からなかったり。
その方たちの周りにはその数倍
数十倍の方々の苦しみや悲しみがあるんですよね。
被災地から遠く離れた福岡に住みながら
どこまで被災者の気持ちが理解できているのか。
正直なところありったけの想像力を駆り立てても
寸分も理解はできないと思う。
今日NHKの追悼式の中継を観ました。
午後2時46分に1分間の黙とうをしました。
今までこの時間に家にいることがなかったのでしませんでしたが
今回は十字架を手に祈りました。
この一週間テレビは震災番組一色ですが
被災した若者が必死に復興に関わろうとしている様子を見ていると
彼らのパワーに大いに勇気づけられます。
片や、どこぞの会社の若い男性社員30名が
タイで恥ずかしいことをしてくれましたが
いくら旅行先だったとはいえ
少々気持ちのタガが外れてきてはいませんか?
5年の歳月と言うのは当事者以外の人々にとっては
どんな悲劇も忘却の彼方へ押しやるに十分な時間なのでしょうね。