ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

一汁一菜のススメ~♪




子育てに追われて時間がとれない、仕事で疲れて料理する気になれない
一人分を作るのは面倒……。
「食べること」が大切だとわかっていても、おろそかになってしまいがちな毎日の料理。
そんななか、台所に立つ人を楽にしたいと『一汁一菜でよいという提案』という本を書いたのが
テレビや雑誌でもおなじみの料理研究家土井善晴さんだ。
家庭料理の研究の末に行きついた“一汁一菜”とはどんな食事スタイルなのか。


イメージ 1
(ネットより)


「一汁一菜でよいという提案」

私の救世主!土居義春さん!!

いいことを提案してくださいました!!!


これ、私、ずっと考えていたんです。

例えば、テレビで観る海外の旅番組。

その中に映る家庭料理。

アメリカなんかの場合
決して貧しくもない普通の平均的な家庭ですが
夕食であってもほとんどがワンプレートなんです。

本当に簡単なんです。

実際、アメリカで生活していた時も
「我が家でパーティーをするのでどうぞいらしてください」と近所の人に言われ
さて、どんな豪華なディナーが出てくるかと身構えて行くと
お庭にバーベキューセットが置かれ
ご主人がジュージュー焼いて奥様は椅子に座ってニッコリ♪

迎える側も身構えない、行く方もその方がお気楽♪

アメリカ在住の日本人がいざご主人の転勤で帰国となった時
ほぼ全員と言っていいほど日本での生活の息苦しさを思い
帰国を嫌がるのはこんなことにもあると思います。

私が子供のころ、都会ではどうか知りませんが
家での食事の献立は本当に簡素なものでした。

まさに一汁一菜。

よくてプラス2・・くらいかな?

だって、食材もそんなに色とりどり揃っていませんでしたよね。

今は、どうですか!

調味料だけでも国際色豊かです。

それを使ってお料理をしなければならない、という強迫観念。

毎日がプレッシャーの連続。

我が家の場合お酒が好きな夫が
やれ、ビールのおつまみにはこれでなきゃ
やれ、お酒にはこの料理は会わない、云々(でんでんではありません(笑))

毎晩が居酒屋状態で私はいつまでも女将状態。

これをほぼ10年続けましたがもううんざりしていました。


そういえば以前は毎日30品目を目標にと
とんでもないことが言われていませんでしたか?

調べてみるとこれは
1985年に厚生労働省が作った
「健康づくりのための食生活指針」で提唱された栄養目標~だったのですね。

これ、主婦にとっては結構きつい目標でしたよ!

偏差値50の私に東京大学を目指せ!と
お尻を硬い棒で叩かれているほどのプレッシャーでした。

でも、好き嫌いの多い人が長生きしていたり
偏った食事や粗食で済ませている人が
案外元気で暮らしているのを見ると
これ、ホンマかいなと思っていました。


そこに来て土井さんのこの提案。

我が意を得たり!!!!!

ちょうど夫も一緒に観ていたのですが
「ほら!これ、これでいいのよ。私、これからこれでいくからね!!」
と、これこれの連発でした。

あ~~今日から少し楽に生きて行けそう


追記

先ほどはブログを早く書き上げなければと
焦っていたのでじっくり読めなかったのですが
今、一言一句読んでいるうちに涙が滲んできました。

けっしてオーバーでなくて・・。

肩の荷が下りた感じです。

私ってほんとうにお料理が苦手だったんだなぁ~と改めて実感。

初期化、リセット。

明日からの食事作りが楽しみです。

って断言はできないけど(笑)