ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

三か月目の美容室 に想うこと~♪



いつ頃からかパーマをかけるのが
三か月ごとになってしまいました。

意図しているわけではないのですが
加齢とともに髪の伸びが遅くなった私でも
さすがに三か月も経てばヘアースタイルがままならないほど
パーマは取れ、もう手に負えなくなって仕方なく・・というパターン。

で、昨日久しぶりに行ってきました。

イメージ 1


午後一時に予約して行って、先客は一人。

関西なまりの話し方をする40代くらいの美しい女性で
毛量の多い黒髪をボブにして颯爽と帰って行きました。

後で聞くところによると彼女は神戸在住

美容室のオーナー、Kさんが
東京で開業していた頃からのお馴染みさんで
結婚後生まれ故郷の神戸に移ってからも
ずっと東京まで来てくれていたそうです。

3・11の後、いろいろ考えた末にKさんご夫婦は
東京を離れることを決意し福岡市で開業。

現在に至っていますが
なんと!彼女は月一の割合で
神戸からわざわざ福岡まで
この美容室で施術してもらうために
やってきているとか。

多分新幹線で来られているのでしょうが
目的はこちらの美容室に来ることのみ。

そこまでのファンが付いているKさんに脱帽です!

そんなKさんにカットとパーマをしてもらったゆるゆるですが
ここに「どうよ~!」てご披露できないのが悲しいです。

ゆるゆるの元々の素材がイマイチなのですから仕方ありません。

でもね、昨日はヘソクリンが褒めてくれました。

「なんか、今までと違うよ、洗練されてる・・うん、確かに何かが違う・・」

この「何か」がKさんの腕に備わっているものなのでしょうね。

イメージ 2

ご飯の上に大量の紅ショウガをのせながら
髪型を褒めてくれるヘソクリン。

彼なりの優しさだったのかもしれません・・・。

って~この紅しょうがの量、おかしくありません?!

動揺を隠そうとした?!



しかし、昨日つくづく鏡に写る自分の姿を見ながら
老境に差し掛かっている一人の女の悲哀を感じました。

そして今日、いつも7時45分からBSで観る
関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」の中で歌われたこの歌
まさに今のわたしの心境を表しているようで
シミジミ感じ入りました。

ポルトガルの「ファド」の旋律が物悲しいです。


訪秋
   作詞・作曲・編曲 関口知宏

誰もいつかは歳をとるものよ  
 周りは私を笑うでしょうね
“秋”の年頃を迎えたこの私の    
やつれた身なりや仕草を見て 
今やもう古ぼけた       
私の過去の栄光を聞いて

でも人生ってそういうものよ   
時を重ねなければわからないことほど
他人には滑稽に映るの 

私の人生の喜びが他人にわかるくらいなら 
むしろ私の人生は貧しかったのよ
だからそのまま笑わせてあげるの  
私を笑う人たちを
彼らはまだ秋を知らないのだから
 
あなたにはまだ物哀しいだけの秋の歌を 
あなたに歌ってあげましょう
それでいいのよ

まだ無邪気なあなたの人生が実り多きことを願って 
あなたに歌ってあげましょう
なぜならあなたは 私の遠い過去なのだから・・・・  



今朝の髪形はもう元のゆるゆるのそれに戻りました。

さて、これをどう抑え込んで今日外出しようかしら。