岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
全く期待していませんでした。
かかみがはら航空宇宙博物館といえども(失礼!)
ところがところが!
素晴らしかったです!!
皆さんとホテルの玄関前で写真を撮って別れてから
レンタカーで目指すはかかみがはら・・。
各務原と書いて「かかみがはら」って読むんですね。
1~2週間ほど前にテレビでこの博物館のことをやっていて
その情報を元に行ってみようということになりました。
走り始めて30分ほど経った頃
なんとも不思議な造形のモーテル(らしき)建物の横に
大きな倉庫のような建物が見えてきました。
駐車場に車を止めようとしたら
私たちを歓迎するかのようにジェット機が
6機編成で上空を切り裂くように飛んで行きました。
ひゃっほ~~!期待が膨らみ始めます。
夫は無類の飛行機好き。
心なしか歩く速度も早くなったような・・・。
シニア料金 500円。
一番最初に目にしたのは
零戦と並び称される「飛燕」という国産の戦闘機。
ここ各務原で量産されていたようです。
その数、たしか六百数十機。
日本の航空産業はなかなかのものだったのですが
戦後、全て没収され、潰され、跡形もなくなった。
その後、国産の小型ジェット旅客機MRJ登場まで何年かかったのでしょうね。
先人たちの素晴らしい技術力を垣間見ることができました。
こちらは航空ショーなどでよく見るブルーインパルス。
さっき飛んでいたのは多分これで
各務原上空を訓練飛行しているのだろう、と夫は言っていました。
ヘリコプターにはまだ一度の乗ったことがありませんが
横を歩いていた女性がヘリコプターに乗った時の事を連れの人に話していました。
いろんな人々が熱心に見て回っていました。
車も飛行機もヘリコプターもその機能美というものがあるのでしょうが
私は個人的には飛行機よりもヘリコプターの方に美しさを感じます。
二階から全体を見るとこんな感じです。
飛行機好きにはたまらないでしょうね。
二階には宇宙関係の展示物。
私はこちらの方がもっと好き!
操縦体験ができるコーナーがあって
二時間待ちと書いてあったけど人は見当たらない。
夫に並んでみたら?と声を掛けましたが
いや、いい。と乗り気でない。
ところがここからなかなか離れようとしません。
左側の、手すりに手を置いているのは夫ですが
その表情は「僕もやってみたいな・・・」がありあり。
できればちょっと操縦桿を握ってみたかったでしょうね。
もう少し背中を押してみればよかった
ここからは私の世界。
こちらは火星探査機「キュリオシティ」
模型とは言え実物大の大きさのものを見られて興奮しました!
今でも、けなげにも、あの火星で写真を撮り続け
地球に送り続けているんですよね♪
小学3年生くらいの男の子が
親御さんに大きな声でキュリオシティや
オポチュニティーの説明をしていました。
ちょっと話を聞いてみたかったな。
小型のローバーが着陸に成功した記事がありました。
こんな場所でこのような記事を読むと感激もひとしお!
思わず涙ぐんでしまいました。
変ですね、わたし
こちらは日本の誇る実験棟「きぼう」
これは中の様子ですができればこの中を無重力で漂ってみたい。
昨夜は日本列島を縦断していき
肉眼でも見えたそうですが福岡はお天気が悪くて残念でした。
上司にあたる方と懇意にしていて
彼が福岡に来て時間があったら一緒に食事でも~
とおっしゃっていただいています。
若田光一さんとの会食がいつの日か実現しますように!
そして叶うことならどんな豪華な服より、これを着てみたい