ティコティコの空

ヤフーブログから引っ越してきました。日常を綴るだけのブログです。

夏休み

先週から私も夏休みに入った。

ある専門学校の非常勤講師をしているが、早いものでもう23年勤務したことになる。
途中海外に行ったりしたので途切れた時期もあったが、自分でも驚くほど続いている。
週2~3日働く非常勤だからこそ、こんな私でも勤まったのだ。

先日、前期試験の採点、成績付けをしてやっとの思いで評価表を提出し終えた。
私にとって授業より何より実はこれが一番大変な作業なのだ。

受け持ち生徒数278名。この内、前期は180名にペーパーテストを課し成績を出す。
答案は「正しい敬語」などの書き込み式なので答の文章をキチンと読まなければならない。
「そんなに大変なら業務改善すべし!」と夫はのたまうが、敬語や謙譲語などの
言葉の評価は数学のようにはいかないのだ。

皆を一回で合格させてあげたい!(ここだけの話、実は不合格者を出して
また追試用問題を作りたくないのが正直な気持ちなのだが・・・)
その親心で「~についてあなたの意見を述べなさい」という問題を最後に大きく
取って点数配分も高くしているのに、これが分かってない。

乱暴な字、薄く小さな字、短くその上誤字だらけの文章、ありきたりな内容~は当然
点数は低くなる。
その反対に字が美しいだけで私なんぞ2~3点は上乗せしちゃう。最後に一言でも
私に対して「感謝の言葉」などが添えられていようものなら~~もう・・・。

翻って、自分が生徒の立場だった時はどうだっただろうか?
あ~あ、もっと早く、先生の気持ちに気付いていたらなぁ~!