料亭「ひろせ」初デビュー~そして・・閉店
おはようございます。
今朝、山を見たらまた雪の帽子をかぶっていました。
各地で雪で孤立化している様子がニュースになっていますが
こちらは平年通りの冬、ありがたいことです。
普段料亭などというところに
滅多に足を踏み入れることなどありませんが
一昨日行ってきました。
門司港駅から歩いて15分ほどの高台にある「ひろせ」
大正・昭和の初期の香りが色濃く残っています。
「麦と兵隊」の著者火野葦平もたびたび訪れたことがあるそうです。
お手洗いはタイル張り、窓枠もサッシではなく
同じような雰囲気を醸し出していました。
天井や梁などに趣向が凝らされていました。
「ひろせ」と言えば「ふぐ」
天然のふぐしか使っていないのでその美味しいこと・・・。
白子・・下に敷いてある昆布がこれまた絶品。
パリパリにあぶられていて白子の水分を含んだ部分はしっとり。
ちょっと箸をつけてしまいました。
ふぐの磯辺揚げ
シメはしめじご飯
もう一品、最後にデザートがつきましたが
撮るのも忘れていただいてしまいました。
老舗料亭「ひろせ」もこちらの女将さんの代で
この三月を持って閉じるそうです。
お母さんに頼まれ東京から戻ってきて
こちらのお店を継いで25年。
長年住み慣れた東京にまたお帰りになるそうです。
今年の我々のライブにぜひ行きますと
約束してくださいました。
私にとって初めての「ひろせ」デビューでしたが
一回限りであっけなく幕を閉じました。