家具処分~終了
義母の家の解体に向けて
昨日は家具類の処分をしてきました。
天気予報は雨。
それも雷も伴う最悪の天気。
午前中はまだ良好らしいということで
9時半から一階、二階に手分けして
一斉に運び出しが始まりました。
帰国した時に同じ形のものを購入していたのですが
その後義母にゆずりました。
これが大のお気に入りでいつ行っても
ここに座って刺繍をしていました。
これが大きくて場所を取るのでいの一番に外へ。
この椅子の上に飾られていた
義父が入院中に描いた鉛筆画です。
家の中の物がどんどん運び出される中、私と義姉はランチへ。
小一時間いてコンビニで飲み物の差し入れを買って
帰ってみると大変なことに・・・。
オーマイゴッド・・。
リビングに私たち用に置いてもらっていた椅子が
早々になくなってしまっていて私たちの座る場所がない!
床は全員土足で上がっているし
お向かいの屋根が雨で煙るくらい雨足が激しくなってきていて
玄関からすでにどこもかしこもびしょ濡れ。
仕方ないのでずっと立ちっぱなしで待機していました。
これが辛かったわ~~~!
午後三時を回る頃には
5人の作業員にも疲れが見え始めます。
階段を上がるたびに大きなため息。
急な階段なので上り下りで人が落ちてこないか、心配でした。
女性が二人いました彼女たちの怪力には驚きました。
一人はエアコンの取り外しをいとも簡単にやってのけました・・・。
すごい・・・ものすごい。お口、アングリ。
4時過ぎには大物家具が運び出されて
部屋の中がどんどん空っぽになっていきます。
食器も全て取り出されました。
二階もすっかり物がなくなっていました。
奥と手前とでどうしてこうまで畳の色が違ってるのか
今では誰も知りません。
夫が高校生まで過ごした部屋は今まで物置になっていましたが
床が顔を現しました・・。
上から見るとこんな感じで
ゴミ収集車が家具を飲み込んでいっていました。
ちょうど、和室に敷かれていた段通が押し込まれているところです。
4時半を過ぎた頃「あと20分ほどで終わります」と言われ
「あ~~これで立ちっぱなしから解放される!!」と喜んでいると
「冷蔵庫が台所から出せませ~ん」とリーダーに報告している声が。
外は少し暗くなり始めているし
このまま私一人最後に鍵をかけて外に出るときには
真っ暗になっているんじゃないか・・なんだか嫌だな~と思っていると
「出ました~~!」
こうして、なんとか5時過ぎには全て終了♪
書類にサインをして
丁寧な作業をしてくださった業者さんにお礼を言って見送り
最後にリビングの壁紙に、あまりインクのでなくなったボールペンで
「おじいさま、おばあさま、本当にありがとうございました!!」
と書いて、一人、鍵を確認して薄暮の外に出ました。
土地の測量を隣人立会いのもと測量士が行って
その後最後のお別れ、となります。
嫁の私でもこの寂しさですから
義姉や夫の心中は複雑でしょうね。
飛花落葉