老い～この先の私は？

 

 

昨日の空

 

 

 

 

今朝の空

 

 

 

 

 

おはようございます。こちら冷え込んでましたが

太陽が顔をだして徐々に気温が上がってきました。

 

 

毎日新聞の日曜版に

「映画に生きて　生かされて」と言う

女優　原田美枝子さんの聞き語りが

連載されています。

 

観たことはないのですが「愛を乞うひと」と言う

映画の中で母と娘の二役を演じた時のことが

書かれていました。

 

母親役の時は実年齢より年上を演じるので

老けメイクを施すことになります。

 

特殊メーキャップデザイナーのレイコ・クルックさんによる

老けメイクでのカメラテストの結果を見た原田美枝子さんは

パニックを起こし泣いて逃げ出してしまったそうです。

 

演技上の事でも神経過敏になっていたようですが

「老化メイクに拒絶反応を示す40代前後の

つまり女の坂道にさしかかった女優さんに取り付きやすい」そうです。

 

一方、昨日でしたか、東京の方のあるカフェ。

40代の女性達が老けメイクをして

「お疲れ様でした、旦那様・・」と

客を迎えている様子がテレビで取り上げられていました。

 

本来だったら決して言えないことが

メイクをしたとたんに変身。

急にお芝居がかったような説教じみた言葉を

楽しそうにお客さんにかけていました。

 

この二つの真逆の捉え方。

方やパニックを起こすほどの恐怖。

方や変身を遂げて言いたいことを言う快感に癒される。

 

共に40代。

 

 

老けていくことの恐怖。

これは女優に限ったことではなく

もちろん我々にもあると思います。

 

女の坂道が始まった40代を過ぎ

今まさに下りが加速し始めた50代の私。

 

もう開き直ってはいますが

これからどのように年を重ねていくのか。

 

多分私は後者の道を歩んで行くことでしょう。

 

 

 

 （ネットより）