Marcelino Pan y Vino (汚れなき悪戯)
おはようございます。
日本海側の大雪は大変なようですね。
こちらも雪が降ってきました。
昨日の空
夕方、西陽が雲を照らして
山に雪が降っている様子がかすかにわかります。
私が‘一応‘クリスチャンであることは
ご存知の方はご存知だと思います。
右の頬を打たれたら左の頬を出しなさい~
の教えには良く逆らっていますが・・・(笑)
確か小学生か中学生のころだったと思います。
天使のような少年の物語の映画を観ました。
時々鼻歌が出てくるこの映画の主題歌「マルセリーノ」。
いつか想い出の映画として書いておこうかと思っていた矢先
先日ブロ友のyoshiさんが取り上げてくださいました。
親に捨てられ修道院で育てられながらも
そこに暮らす修道士たちに愛されて
5歳になったマルセリーノ少年。
行ってはいけないと言われていた二階の物置部屋で
見つけた張り付けになったイエス・キリストの像。
ここからクライマックスの奇跡の場面までが
印象深く心に刻まれていました。
十字架に張り付けられたキリストに話しかける
マルセリーノの表情が
次第にけいたんに重なってきます。
イエス・キリストにパンとワインを持って行って
そこで色々とお話をします。
十字架から釘の打ち込まれた痕のある手がゆっくり離れて
マルセリーノが差し出すパンを受け取る、このシーンからもう号泣。
この時の少年の笑顔が堪りません。
誰に会いたい?
ママに・・今すぐ。
じゃあ~おいで。
と言われてキリストの膝に座ろうとするシーンでは
思わず、ダメダメ!!と言ってしまいそうでした。
この様子を見ていた修道士たちの目の前で
マルセリーノは神と天に召されていきます。
そこには神々しいばかりの光が満ち溢れていました。
今まで映画を観て号泣することはありませんでしたが
これだけは・・・書いているだけで滂沱の涙です。
スペインの田舎の様子や
山の緑、空、風がモノクロの世界からも感じ取れます。
そして何と言っても
奇跡を起こした少年の清らかな瞳と声と仕草が
いつまでも私の心を掴んで放しません。
今日は皆さんも思いっきり涙腺を緩めてみませんか?