京都二日目は「智積院」と「河井寛次郎記念館」
こんにちは。
昨日よりグッと暖かくなりましたね。
昨夜は咳がひどくて
これは大変な風邪を京都から持ち帰ったと思っていましたが
今朝になるとピタリと出なくなりました。
命日であることは覚えていたけど40年の節目であることを
次兄からのメールで知った、と言う
薄情な娘に父からのお仕置きだったのかしら・・。
さて、昨日の続きですが・・。
15日、午後遅くの新幹線なので時間はタップリ。
かと言って無計画だったしどこに行きたい!という強い信念もなし。
では、ホテルからの徒歩圏内で~。
「智積院」に行ってきました。
詳しくはこちらをどうぞ~http://www.chisan.or.jp/
曇り時々雨の残念なお天気で撮ってきた写真もパッとしませんが・・。
悪いことに名勝名高い庭園がちょうど5ヵ年計画で修理中。
池の水が抜かれ専門家の方々による調査団が大勢来て
何やら熱心にメモをとりながら池の周りを囲んでいました。
案内の女性が「普段池は底は見られないので良かったですね~」
なるほど~とちょっと得した気分♪
ここには国宝障壁画が収められていて実物は別館で見られますが
このレプリカを見ても当時のその絢爛豪華ぶりが容易に想像できます。
お次は「河井寛次郎記念館」
陶芸がお好きな方はこちらからどうぞ~http://www.kanjiro.jp/
彼は陶芸はもとより日用品も自ら設計し制作。
左手の椅子も小さな机も彼の作品だそうです。
吹き抜けのモダンな造りの自宅兼仕事場。
山間にあってもおかしくない登り窯が
京都のど真ん中にあるのに驚きましたが
これには訳があったようです。
けろくろが二つある仕事場ですが
民芸調のレストランの中を見ている錯覚を起こすほど
洗練された室内でした。
作品は私にはどう評価していいのか分かりませんが~
近代彫刻を思わせるその意匠は
明治大正の人の目にはどう映ったのでしょうね。
奇しくも今、「土と炎の詩人 河井寛次郎展」が
皮肉なことですが小倉に戻った時に
彼の作品をじっくり見てみたいと思っています。
何かと良さそうですね。