最近の読書~「赤い指」♪
おはようございます。
先週の土曜日から戻ってきて日曜日にヘソクリンが合流。
月曜日にこちらで授業があるので私は居残って
授業終了後博多に戻るつもりが
ちょっと事情が変わってもう一泊し本日戻る予定です。
学校に行く途中に見える「蔦の絡まるビル」が
年々すごいことになってきています!
雨が降っています。
せっかく眺望のいい小倉のマンションに戻ってきたのに
山も海もな~んにも見えません。
そんな時は読書に限るのですが
博多から持ってきた一冊の本がなかかな進みません。
こちらのグループはもう読み終えた本。
この一ヶ月間で買ってきた本です。
バーコードで表紙の写真が取り込めなくて
NO IMAGE となったのは
ピーター・レフコート著「ダイアナと俺」
こちらはもう読もうという気が起きません。
やはり、どうも翻訳物は今の私には合わないようです。
そして今読んでいるのが渡辺淳一の「天上紅蓮」
時代物も私は苦手だということが分かりました。
(いや、すでに分かっていましたけどね・・)
「悪人」は舞台が今まさに私が日常生活を送っている博多が舞台だったので
感情移入甚だしく、息苦しくなってこれも読んでいて疲れました。
湯本香樹実の「ポプラの秋」は未読だけど
「夏の庭」は秀逸、良かったですね~。
題名に惹かれて買った井形慶子の「運命の見える女たち」
ノンフィクションだそうだけど私が期待したほどの内容ではありませんでした。
東野圭吾「使命と魂のリミット」
こちらは裏切られることなく純粋に推理を楽しめました。
百田尚樹の「モンスター」
これは落ち込んだ気分の時には避けたい小説です。
こちらは東野圭吾の「赤い指」を除いて未読。
「赤い指」
身内に殺人者を出してしまった時の息詰まる心理・・・。
手に取るように分かってしまうのです。
犯人に迫る刑事たちの立場に立ったり犯人側に立ったりと
一冊の本の中でめまぐるしく立ち位置の変わる私。
最後は亡母の姿と重なって涙が溢れてきました。
本を読んで泣いたなんて久しぶりのことでした。
私がその本を買う理由。
ブロ友の影響であったり表紙のデザインがよかったり
背表紙に数十行書かれた説明に惹かれたりと様々です。
よって、買う本には系統だったものはなく
早い話が「手当たり次第」という感じが否めません。
篠田節子の「百年の恋」なんぞは「レクイエム」の隣にあったから・・・。
ある人そんなことを話しながら
最近はほとんどの本はブックオフで買っていると話したら
「あのシステムはちょっと・・・」と。
「印税のことを考えると著者の苦労が水の泡だ・・・」少々批判的。
しかし、一度読んだ本は滅多なことでは二度と読まないし
自宅の本棚で眠っている本がさらに人の手に渡って楽しめてもらえることや
いずれ粗大ゴミとして出されることの無駄を考えると
決して悪いシステムではないと思うのですけどね。
確かに義母が出した本をブックオフで発見し
その値段を目にした時にはショックではあったけれど
読む方の人間からすると図書館から借りて読むことはよくて
ブックオフだとなぜいけないの?と思います。
まあ、そんな考え方の人がいるんだなぁ~と
ちょっと驚いた場面でした。