ＮＨＫアーカイブス「プリズン・ドッグ～僕に生きる力をくれた犬」～♪

こんばんは。

今日は何も用事が入ってないから蟄居するぞ！と心に決めて

その通り、新聞を取りに下に行った往復２分が

部屋から出た時間でした。

で、何をしていたか・・友人とメールをしたり

子供たちにメールを出して孫たちのクリスマスプレゼントのリサーチをしたり。

他には録画していたドキュメンタリーを観ていました。

それがＢＳのＮＨＫアーカイブス「プレミアムカフェ」の

「プリズン・ドッグ～僕に生きる力をくれた犬～」と言う番組。

２０１０年３月６日に放送されたもので

再犯率が激減したオレゴン州の“犬と暮らす刑務所”マクラーレン刑務所に密着。
人の心を和ませるイヌの力に迫る。

罪を犯し、懲役刑を受けた１８歳から２４歳までの受刑者が

犬の世話をし調教することで人間性を取り戻し

社会に貢献しながら再生を目指す、という素晴らしい番組。

この番組を観てつくづく思いました。

性善説

たまたま彼らの生まれ育った環境が劣悪だったから間違った道に逸れたけど

彼らの本来の姿は心優しく、愛情に溢れた子供たち。

彼らのもとにやってきた犬も訳アリ。

捨てられたり、虐待にあって人間不信に陥っていたり。

そんな犬に対して辛抱強くしつけをしながら

命の尊さや人を思いやる気持ち、忍耐することを学びつつ

己を見つめなおすというカリキュラムで

再犯率はほぼゼロらしい。

そうして三か月間育て上げた犬たちを引き取り手たちに渡して

手元を離れて行く寂しさややり遂げた達成感を味わい

引き取り手の家で大事に飼われているビデオを観て涙ぐむ受刑者たち。

彼らへの感謝の気持ちをビデオに向かって話しかける

受け手家族たちの感謝の言葉も心に響くものでした。

与える愛情に無償の愛で応えてくれる犬たち・・。

荒んだ生活をしていた犯罪者を

これほどまで人間性を取り戻させることのできる犬の素晴らしさを

改めて認識することができました。

私は一度飼い犬に手をかまれて以降飼ってないけど

それはこちらのしつけが悪かっただけで犬に責任はなし。

ペットロスに陥る人の気持ちが分かりました。

それにしても、どうしてこんないい番組がＢＳなの？？

下らない番組を垂れ流しにしている事の多い民法の製作者さんたちよ。

このようないい番組を作ってくださいね♪

ティコティコの空