「偲ぶ会」を終えました
富士登山の五合目から一旦下山して
昨日は義母の「偲ぶ会」に行ってきました。
会の発起人やお世話役の方々のご尽力で
出席人数314名。
猛暑の中、大勢の方が集まってくださいました。
自伝を出版した時にパーティーを開いたのですが
それ以来の義母のためのパーティー。
会場は黒で統一されていてテーブルにはお弁当が配膳されています。
我々遺族は招待客としての参加だったので
体力的な消耗はありませんでしたが
事前の打ち合わせ等々、姉と連絡をとりあいながら
なんとかここまでこぎ着けました。
まず初めに発起人である前北九州市長のSさんのご挨拶。
そしてご来賓の筆頭の挨拶は麻生副総理。
今話題の豊田真由子議員の話もでて会場が一気に湧きました。
麻生さん、76歳とは思えない姿勢の良さと
お辞儀の美しさでした。
授業で使わせていただきます♪
続いて現北九州市長の北橋さん。
義母が刺繍をしたファイルを片手にお話をされました。
もうおひと方ご挨拶をなさいましたが写真を撮り忘れました。
こちらの女性は義母の教え子に当たる方で
84歳という年齢を感じさせない大きなハリのある声でお話なさいました。
最後に遺族代表として夫が義母の身内しか知らない家庭内での様子や
最期、息を引き取るまでの経緯などを語りました。
皆様、持ち時間の5分ではなかなか語りきれないお話が多く
ここまでに時間が40分近く伸びていて
司会者は焦っていらしたのではないかと思います。
両方のスクリーンに義母の生涯の写真がスライドショーで流される中
今まで義母と仕事をした方、ご縁のあった方々がお一人づつ語って行かれます。
ここに涙はなく義母らしい明るい会であったと思います。
その後はただ生きていくために必死で目に見えない敵と戦い
生活の糧を得るために就いた教職では
男女差別という理不尽な戦いを強いられ
そこを突破すべく多くの仲間を引き込んで
己のためだけでなく後輩やあとに続く女性のために尽力した義母。
我々親族の知り得なかった義母の外の世界を
覗かせていただけてありがたく思いました。
本当にありがとうございました。
一旦降りた山に又登るのは大変勇気のいるもので
今朝はなにもする気が起きずダラダラとしています。
しかし、5合目で私が来るのを待っている人がいます。
今日はその人が私を何が何でも山に連れ戻そうと、やってきます。
お昼から次の引越の見積もりです。