「福岡はすごい」らしい
「福岡はすごい」という題名の本を
上の階のSさんからお借りして読みました。
著者は長年カリフォルニアに住んでいたのですが
妻の就職先が九州大学だったことから
一家で福岡に住み始めたそうです。
最初はこんな片田舎に住みたくないと思ったようですが
あにはからんや、住んでみれば都のごとし。
「とにかく住みやすい」そうです。
第一章 すごい福岡とすごいアメリカ西海岸
第二章 住みやすさがすごい----人口増加率日本一の秘密
第三章 起業家がすごい----日本のシリコンバレー
第五章 都市戦略がすごい----「日本のシアトル」を目指す
第六章 多様性がすごい----「人種のるつぼ」の可能性
第七章 エンターテインメントがすごい----音楽・映像の拠点
著者の牧野洋氏は日本経済新聞社でニューヨーク特派員や
編集委員を歴任した方だそうで
内容に関してはさすがプロの目だな~と感心することが多々ありました。
なんて、偉そうなことを言える私ではありませんが
地元をこれほど持ち上げてくれる内容だと
読んでいる先からワクワク感が止まりませんでした。
他の都市に住んでいる方だって
「いや、ここの方がもっとすごいわよ」と思われる部分もあるかもしれませんので
あくまでこれは贔屓の引き倒しかもしれませんけどね
読書メーターで20頁ほど「立ち読み」ができますので
宜しければこちらで~
確かに、どこに行っても人が多く
それも若者が九州全域からやってきているようで
とくにヤフオクドームで野球やコンサートがあるときは
最寄りの駅はもう、ここは一体どこ?私はだれ?状態になります。
雑踏にあまり慣れていない私のような田舎者には
この程度で人口増加は収まって欲しいと心から願っています。
ところがここへ持ってきて11月にはヤフオクドームの近くに
大きなショッピングモールがオープンします。
最寄駅が・・・明治通りが・・・人人人・・車車車になること・・
目に見えてます。
「MARK IS 福岡ももち」
駐車台数 1300台。
天神以西最大規模施設
謳い文句が「世界の人が集う場所へ」
ヤフオクドームからデッキで繋がるようなので
野球観戦の帰りに立ち寄るには最高の場所になりそうです。
実は先日我が家の近くにもスーパーがオープンしました。
品揃えも豊富で、今まで行っていた
昔ながらのスーパーや商店街の存続が気になるところです。
ところが・・・・小さなスーパーだけに限らず、廃れていくものも・・・。
今年を最後に大濠公園花火大会が突然打ち切られてしまいました。
今年は56回目でした。次はもうありません。
西日本新聞社が戦後復興の願いを込めて始めたようですが
年々人口の増加とともに見物客が多くなり、それに加えて観光客も増大。
あまりの人出の多さとそれに伴う危険が回避できないという理由で
残念ながら来年はもうできなくなったそうです。
私が引越ししてきてベランダで楽しめた、たった一回の花火。
もう!!なんでぇ~~!!!と地団駄踏んでも後の祭り。
「私が越してくると今まであった便利なものがなくなる」
というジンクス。
近くに大きなスーパーができたことで帳消しになったものの
とても残念な出来事でした。